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『'''仮面ライダー剣'''』(かめんライダーブレイド、欧文表記:''MASKEDRIDER♠'')は、[[2004年]][[1月25日]]から[[2005年]][[1月23日]]まで[[テレビ朝日]]系列で毎週[[日曜日]]8:00 - 8:30 ([[日本標準時|JST]]) に全49話が放映された、[[東映]]製作の[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビドラマ]]作品、または及び作品中で主人公が変身するヒーローの名称である。「[[平成仮面ライダーシリーズ]]」の第5作に当たる。[[キャッチコピー]]は「'''今、その力が全開する。'''」「'''運命の切札をつかみ取れ!'''」。
 
* 関連作品 - '''[[劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE]]''' (2004年[[9月11日]]公開)
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== あらすじ ==
西暦2004年。人類基盤史研究所(BOARD)。「[[ヒト]]が地球を制した背景には、[[進化論]]では説明できない理由が存在する」との仮定に立ち、その理由を究明するために作られた機関である。彼らは探求の末、不死の生命体を発見し、これらが様々な[[生物]]の祖であるとした。これらは“アンデッド”と名けられた。数年前、アンデッドの大半の封印が解かれ、人間を襲い始めた。BOARDは所長・烏丸啓の指揮の下、アンデッドの封印を行うべく、アンデッドの能力を応用した特殊装備“ライダーシステム”を開発する。
 
BOARDの新人職員・剣崎一真は、先輩の橘朔也と共に、バットアンデッドの封印に当たっていた。だが剣崎=ブレイドは、アンデッドの前にほとんど何も出来ず、橘=ギャレンに助けられてようやく封印に成功する。そんな2人に、白井虎太郎という青年が唐突に取材を申し入れてきた。虎太郎は「[[仮面ライダー]]」という[[都市伝説]]を追っており、先ほどの始終を見て、剣崎達こそが「仮面ライダー」であると確信していた。突然の取材オファーに剣崎たちは困惑する。
 
その夜、BOARDはアンデッドの襲撃を受けて壊滅した。生き残った研究員・広瀬栞は、かねてから烏丸との間に確執のあった橘に疑惑の目を向ける。
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: 1万年前、53種のアンデッドにより自らの種の繁栄をかけて行われた[[バトルロイヤル]]。このバトルファイトは“統制者”と地球上の有機生命体とのコンタクト用[[インターフェース]]である黒い石版・'''モノリス'''を通して管理されており、アンデッド同士の戦いで敗れた結果、戦闘不能になったアンデッドは、モノリスの力によってカードに封印されていき、最後まで封印されることなく残っていたアンデッドが勝者となる。
: 勝者となったアンデッドには、“統制者”から地球上の全生命を自分の望むがままに変革できる“万能の力”が与えられ、その後の世界を自分の思い通りのものにできる。一方、バトルファイトにおいていかなる生物の始祖でもないジョーカー(後述)が勝者となった場合は、地球上の全生物が死滅、いわば地球上の生命がリセットされることとなる。前回のバトルファイトでは、最終的に[[ヒト]]の始祖たる不死生物・ヒューマンアンデッドが優勝し、あらゆる動植物が暮らす現代の世界がもたらされた。
: しかし最後のバトルファイトから1万年後に大半のアンデッドが解放された結果、解放されたもののみを出場者と“統制者”が認識、バトルファイトは再開されることとなってしまった。現代の世界でのバトルファイト再開は、バトルファイトの顛末を知り“万能の力”を欲した天王路によって仕組まれたものであり、天王路がモノリスを所有・管理していたためアンデッドの下に出現できず、ゆえにジョーカーと仮面ライダー以外は他のアンデッドに勝利できても封印する術のないイレギュラーな戦いとなっている。綿密なシナリオの末、天王路は最強の人造合成アンデッド=ケルベロスIIとしてバトルファイトの参加資格を得ることに成功したが、計画に利用した仮面ライダーたちによって倒され、金居(ギラファアンデッド)によって殺害された結果、その目論見は潰えることとなった。最後にはジョーカーが勝ち残り、一度は全生命のリセットが遂行されたが、剣崎がキングフォームの酷使によってジョーカー化したことで出場権を獲得、バトルファイトは再開され、リセットは中断された。そして互いに戦わないよう剣崎が始の下から姿を消したため、物語終了後もバトルファイトが終わることはなかった。
 
=== 上級アンデッド ===
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=== 改造実験体(トライアルシリーズ) ===
アンデッドの細胞と、人間のデータや細胞を組み合わせて人工的に作り出された実験体。下級アンデッドを遥かに凌ぐ戦闘能力を持つ。過大なダメージを受けると腰部のバックルが展開し、一時的に活動を停止するが、封印することはできず短時間で復活してしまう。ゆえにその活動を完全に停止させるには、強大な威力を持つ技(劇中では、ロイヤルストレートフラッシュやワイルドサイクロン等)でその肉体を完全に消滅させる必要がある。ほとんどのデザインは昭和ライダーの首領のオマージュである。広瀬義人と、彼が愛娘・栞を守らせるために作り出した分身である改造実験体・トライアルBによって開発された。しかしトライアルBは記憶データを改変され、天王路の計画に利用されることとなった。結果、トライアルBは永遠の生命の謎を解くために、改造実験体を次々と差し向けることでブレイドをキングフォームにするよう仕向け、アンデッド化し研究材料とするために動く。
 
=== 合成アンデッド ===
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== 関連項目 ==
* [[仮面ライダーディケイド]] - 平成仮面ライダーシリーズ10作目の記念作品
: ブレイドを始めとする本作のライダーやアンデッドが登場する。変身する人物や周辺の人物、設定(研究機関だった「BOARD」が大企業になったり、カリスがブレイド達と同じライダーシステム、ジョーカーがケルベロスと同じ人造アンデッドになっている)が本作とは異っているが、30話、31話で椿隆之本人が演じる剣崎一真が登場する。この他、ダークローチが設定を変更して自我を持つ怪人([[仮面ライダー剣の登場人物#上級アンデッド|コーカサスビートルアンデッド]]が上位種のボスローチとして)として登場、[[仮面ライダー剣 MISSING ACE|劇場版]]での新世代ライダーたちが、変身者の名前と設定を変更しオリジナルキャストで登場している。
* [[オンドゥル語]] - ブレイドら主要ライダーが全員滑舌の悪いことから、視聴者がせりふ台詞を理解できず、発している言葉を「オンドゥル語」だとした。(なぜ「オンドゥル」かはページ参照)
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== 脚注 ==