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=== 照準 ===
姿勢がとれれば光学照準器のレンズに内蔵されている十字を目標に重ねる。この際、目標との距離、重力による弾道の下降、気温、気圧、湿度、風向きと風速などから若干の修正を行う。特に風に関するデータは狙撃に重大な影響を与えるため、考慮に入れる必要がある。風向きをまず調べ、その上で風速を計算する。この計算は、競技射撃(ベンチレストライフル競技等)においては、地面に直角に立てた棒に軽い布の切れ端を結びつけ、その布が風に流される際に、その布と棒の角度を測る。その角度を定数4で割れば、風速がマイル単位で計算できる。さらに、このデータを元にして修正値を求める。軍や警察の実戦部隊においては、この方法での風速計算ができないため、射撃地点での風向風速を基本に、弾道付近の植物の揺らぎ等を利用して推測した風速を加味して計算する。また、能力に長けた狙撃兵の場合、光学照準器を通して見える大気の揺らぎをも修正データとして利用する場合がある。また、クイックアップと呼ばれる計算法式もあり、標的とのずれを瞬時に判断しなくてはならない。そして、相手が動いているときは、それも計算に入れなくては、いけない!ためとても難しい!
 
== 関連項目 ==