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一般的には、その分野・業界の発展拡大に関わる程の多大な功績を残した者や、あるいは高齢になるまで第一線で長年に渡って活躍し後進の育成にも携わった者の様に、周囲の関係者から引退が惜しまれる状況で用いられる。さらにいえば、[[スポーツ]]などで勇退と言われる状況になれば、[[ライバル]]として競合する関係にあった者からも引退に際して惜しむ声が上がる事も見られる。
 
この様に功績を残したベテランが引退する際に専ら用いられる言葉ではあるものの、最近の[[ベンチャー企業]]の一部などでは、若い創業者が企業経営を大々的に成功させ、株式を市場に上場させるなどしたまではよかったものの、その後の業績低迷や他の有力[[株主]]・[[銀行]]などの意向によって30代などの若さで形式的に『勇退』させられ、経営の第一線から退けられて[[会長]]や[[相談役]]などの[[名誉職]]に追いやられる事も見られている。
 
人物の他、[[鉄道車両]]や[[航空機]]などでも運用終了に際して勇退という言葉が用いられる事が見られる。実例としては数多くの国産[[蒸気機関車]]や[[広島電鉄]]の[[被爆電車]]である[[広島電鉄650形電車|653号車・654号車]]、[[YS-11]]など知名度が高く、国民に永く愛されたものが挙げられる。
 
 
 
== 競馬の世界における「勇退」 ==