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'''ガド党'''(ガドとう)は、[[エジプト・アラブ共和国]]の[[政党]]。「ガド」は[[アラビア語]]で明日を意味している。2001年に、[[新ワフド党]]の党首であった[[ノオマーン・グムア]]と対立して除名された[[アイマン・ヌール]]を党首として2004年9月に設立された。
 
==概要==
宗教勢力への配慮からイスラム的価値観を重視する姿勢を示しつつも、政教分離を掲げている。なお党首のヌールは新ワフド党にいたときから若手指導者としての知名度も高く、アメリカ政府とも個人的ではあるが親しい関係を築いていた。
 
党結成後、積極的に[[国民民主党 (エジプト)|国民民主党]](NDP)による事実上の一党支配と[[ホスニー・ムバーラク|ムバーラク]]大統領の長期政権を批判してきた。しかし、そのことが政権の警戒感を招くことになり、2005年1月に党結成の際に提出した書類の内容に虚偽記載が合った旨の容疑でヌール党首は逮捕された。アメリカ政府の圧力で裁判の審議がヌールが立候補表明していた大統領選挙の後に持ち越された。大統領選挙でヌールは、ムバラク大統領の88.6%に次ぐ7.3%を獲得した。落選後、ヌールには禁固5年の判決が下され収監されたが、党自体の活動は従来通り続けられている。
 
==関連項目・外部リンク==
*[[エジプトの政党]]
*[http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~dbmedm06/index.html イスラーム地域研究「中東の民主化と政治改革」Home]
 
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[[category:エジプトの政党|かととう]]