「シェルピンスキーのギャスケット」の版間の差分

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この図形は有限の面積の中に無限の長さを包含している。シェルピンスキーのギャスケットを3次元化した場合は、有限の体積の中に無限の表面積を包含することが出来る(参照:[[メンガーのスポンジ]])。これはフラクタル図形の特徴の1つであり、現実の例えば人体における血管の分岐構造や腸の内壁がフラクタルであることの理由の1つであろうと考えられている。
 
 
[[Image:Sierpinski triangle rule 90.gif|160px|thumb|right|ルール90を使ってシェルピンスキーのギャスケットを作図する様子]]シェルピンスキーのギャスケットは、以下のような方法でも作ることができる。
* 2<sup>''n''</sup>行の[[パスカルの三角形]]で偶数の箇所を白く、奇数の箇所を黒く塗りつぶす。このようにしてできる図形は、''n''を無限大にすることで、シェルピンスキーのギャスケットとなる。
* 1次元の[[セル・オートマトン]]の内、ルール90と呼ばれるものは、シェルピンスキーのギャスケットを生成する。