「準天頂衛星システム」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
122.152.88.221 (会話) による ID:30183931 の版を取り消し 朝日新聞によると打ち上げは7~8月
Kkddkk (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
8行目:
[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]では4機以上の衛星からの信号を受信して現在位置を測定しているが、山間部や都市のビル街など空が開けていない場所では測位が出来ない場合がある。また、衛星を見通せる方角が偏っていると誤差が大きくなってしまうという問題がある。
 
[[準天頂衛星]]を3機以上用意して日本の真上を通る軌道から信号を送信すれば、地上からは常に上空には一機の準天頂衛星を見通せることになり、右上の図のような上下非対称の8の字(numeral-"8"-shaped)軌道をとる場合、[[東京都|東京]]では常に70度以上の高い仰角で1機以上の準天頂衛星を見通すことができる。準天頂衛星からの信号とGPS衛星からの信号と組み合わせることで、測位できる場所や時間帯を従来以上に広げることができる。また、日本のユーザはGPS信号を捕捉するまで30秒~1分かかっていたのが15秒程度に短縮できる見込みである。
 
'''準天頂衛星システム計画'''では、まず第1段階として「みちびき」一機による技術実証および利用実証を行い、その結果によって衛星3機体制でシステム実証を行う第2段階へ移行するかの判断を行う予定である。