「THE 地球防衛軍」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Snr (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
Snr (会話) による ID:31091887 の版を取り消し
1行目:
{{コンピュータゲーム
|Title=THE 地球防衛軍
|Genre=3D[[シューティングゲーム|アクションシューティングゲーム]]([[ファーストパーソン・シューティングゲーム#サードパーソン・シューティング|TPSサードパーソン・シューティングゲーム]])
|Plat=[[プレイステーション2]]
|Dev=[[サンドロット]]
|Pub=[[D3パブリッシャー]]
|Ver=
|Play=1~21〜2
|Media=[[CD|CD-ROM]]
|Date=[[2003年]][[6月26日]]
25行目:
{{コンピュータゲーム
|Title=THE 地球防衛軍2
|Genre=3D[[シューティングゲーム|アクションシューティングゲーム]]([[ファーストパーソン・シューティングゲーム#サードパーソン・シューティング|TPSサードパーソン・シューティングゲーム]])
|Plat=[[プレイステーション2]]
|Dev=[[サンドロット]]
|Pub=[[D3パブリッシャー]]
|Ver=
|Play=1~21〜2
|Media=[[CD|CD-ROM]]
|Date=[[2005年]][[7月28日]]
49行目:
『'''THE 地球防衛軍'''』(ザ・ちきゅうぼうえいぐん)は、[[D3パブリッシャー]]より[[2003年]][[6月26日]]に発売された[[SIMPLEシリーズ|SIMPLE2000シリーズ]]第31作目の[[プレイステーション2]]用の3D[[シューティングゲーム|アクションシューティング]][[ゲームソフト]]([[ファーストパーソン・シューティングゲーム#サードパーソン・シューティング|サードパーソン・シューティングゲーム]])である。開発は[[サンドロット]]。
 
[[2005年]][[7月28日]]には、続編である『'''THE 地球防衛軍2'''』が、SIMPLE2000シリーズ第81作のプレイステーション2用のゲームソフトとして発売された。EUにおける発売時のタイトルは『'''Monster Attack'''』
 
[[2006年]][[12月15日]]には[[Xbox 360]]用ソフトとして『'''[[地球防衛軍3]]'''』が発売されたが、第1作のリメイク的内容であり[[プレイステーション2]]版との世界観のつながりは。本項目では[[プレイステーション2]]で発売された2作のみを解説する
 
本項目では[[プレイステーション2]]で発売された2作のみを解説する。
 
== ストーリー ==
; THE 地球防衛軍(以下『1』と表記)
: 2017年、突如世界中に謎の飛行物体が襲来。投下される巨大生物によって地球防衛軍"'''EDF(Earth Defense Force)'''"は一日とたたず壊滅してしまう。世界中がパニックに陥る中、たった一人で巨大生物や飛行物体を次々と撃破する人物が現れた。超人的とも言える活躍を見せるこの人物こそ、プレイヤーが操作するEDF極東支部の数少ない生き残りの陸戦兵であった。彼の活躍により、遂にインベーダーのマザーシップは撃墜された。
; THE 地球防衛軍2(以下『2』と表記)
: その後、人類はインベーダーの技術を元に復興を開始、EDFにもこれを用いた特殊部隊「ペイルウング」が創設される。しかし2019年、ロンドンに全滅させたはずの巨大生物が多数出現したとの一報が入ってきた。地底奥深くで増殖した巨大生物と再来したインベーダーに戦いを挑む。
 
== ゲーム概要 ==
1と2はプレイヤーは実質的に'''1またないし2人の地球防衛軍の隊員'''として各種の武器を手に、インベーダー侵略者が送り込む巨大生物やUFOといった相手に戦いを挑む。ストーリーやキャラクターなどの演出・設定が[[特撮]][[B級映画]]のような雰囲気を持っている。廉価版であるSIMPLE2000シリーズであったため発売前はゲーム雑誌等ではほとんど取り上げられず、注目度は低かったが、ゲーム自体の完成度の高さと単純明快さ、そしてコストパフォーマンスの高さが評価され、ネット上の[[口コミ]]によって人気を博した。EUで発売時のタイトルは『'''Monster Attack'''』
 
ゲームエンジンは過去にサンドロットが開発した作品である『[[ギガンティック ドライブ]]』から流用しており、これにより低価格が実現出来ている。
 
基本ルール自体はステージ内の敵を一掃すればミッションクリア(一部例外ミッション有り)となり、次のミッションに挑戦可能になるというシンプルなものである。一度クリアしたミッションは、任意で何度でも挑戦可能である。
 
広大なマップは自由自在に移動可能で、マップ内に存在する大半のオブジェクトは殆どの武器で破壊可能であり、建造物すらも重火器ほぼ1発で破壊することが可能(破壊後は瓦礫だけが残る)。これは、このゲームの自由度や爽快感を高めている一因となっている。
 
一部にカメラワークや画面の揺れなどの演出が加えられることもあるが、プレイの妨げにならないようにプレイヤーによる設定でそれらを無効にすることも可能である。コントローラによる操作方法は2種類存在し、簡便な初心者向けの「'''ノーマル'''」と、左右のスティックを駆使する上級者向けの「'''テクニカル'''」とを任意で選択出来る。なお、これらはゲーム中いつでも変更可能である。
 
2人同時プレイは対戦モードと、キャンペーンを左右分割画面で攻略する協力プレイの2種類二つが存在する。
 
基本ルール自体はステージ内の敵を一掃すればステージクリアとなって次のステージに挑戦できるというシンプルなものである。倒した敵が時々落とすアイテムを取得することでパワーアップする。体力回復アイテムは取得すれば即効果を発揮し、回復量の違いで2種類存在する。アーマーを取ればステージクリア後に体力上限が上昇する。武器コンテナを取れば武器をランダムに取得し、ステージクリア後に選択可能になる。難易度は「EASY」「NORMAL」「HARD」「HARDEST」「INFERNO」の五段階があり、それぞれの難易度ごとに全てのステージをクリアするとボーナス武器が得られるようになっている。また『2』では「INFERNO」のすべてのステージをクリアすることで難易度「IMPOSSIBLE」が出現する。
=== アイテム ===
敵は倒された際に時々アイテムを落とすことがあり、取得することでそれぞれの効果を発揮する。アイテムは主人公が取得しない限り消滅してしまうことは無いが、マップ内に存在できる数に上限があるため、上限最大までアイテムが存在している状態ではそれ以降敵を倒してもアイテムは出現しない。なお、『1』と『2』ではいずれも若干デザインが異なる。
 
広大なステージは自由自在に移動することができ、ここに建っている建造物はことごとく敵もろとも重火器一発で破壊してしまえる。このことはこのゲームの自由度や爽快感を高めている一因である(なお、ゲームエンジンは過去にサンドロットが開発した作品である『[[ギガンティック ドライブ]]』から流用しており、これにより低価格が実現出来ている)。一部にカメラワークや画面の揺れなどの演出が加えられることもあるが、プレイの妨げにならないように、プレイヤーによる設定でそれを行わないことも可能である。コントローラによる操作方法は、簡便な「ノーマル」と左右のスティックを駆使する「テクニカル」とを選択出来る。
; 回復アイテム
: 取得した時点で主人公の体力を即時に回復する。回復量の違いで2種類存在し、1つは総体力の約10%、もう1つは総体力の約30%を回復する。体力に余裕がある状態ならば闇雲に回収せず、今後に備えてなるべく保留しておくことが望ましい。
; アーマー(ARMOR)
: 灰色の防弾チョッキ状のアイテム。取得することでミッションクリア後に取得した分だけ主人公の体力の上限値が上昇する。なお、『2』では『1』に比べて増加量が減少している。
; 武器アイテム(WEAPON)
: 緑色のケース状のアイテム。取得することでミッションクリア後に取得した分だけ主人公の武器をランダムに入手する。高難度で取得するほど強力な武器が入手できるようになっている。新規で入手した武器には「'''NEW'''」マークが付いており、以降は武器選択画面に追加され使用可能となる。なお、入手する武器の中には既出の武器も含まれているので、武器を集めるほど必然的に「ダブり」が生じるため、毎回新規の武器を入手できるとは限らず、当然入手確率も低下する。
 
『地球防衛軍』では主人公は陸戦兵のみだが、『地球防衛軍2』では特殊部隊ペイルウィングとの使い分けも可能である。
=== 難易度 ===
難易度はデフォルトで5段階存在し、これらはミッション開始前に任意で選択することが可能。難易度が高くなるにつれて敵は攻撃力・耐久力・素早さ等が増加するため手強くなる。また、中には攻撃内容が変化するものもいる。</br>
それぞれの難易度ごとに全てのミッションをクリアすることで、クリア特典としてその難易度に応じた特定の「'''ボーナス武器'''」が自動で入手されるようになっている。
; EASY
: 最も簡単な難易度。敵は非常に鈍く、脆く、雀の涙程度の攻撃力しか持たないため、初期装備でも終盤まで十分クリア可能。
; NORMAL
: 簡単な難易度。敵の強さがEASYの約2倍に強化されているが、体感的にはEASYに毛が生えた程度の強さである。
; HARD
: 適度な難易度。敵の強さがNORMALの約2倍に強化されている。こちらの現段階で入手可能な武器と敵の強さのバランスが良く、ほぼ互角に戦うことができる。また、この時点までならば体力を増加させるだけでも無計画にゴリ押しによるクリアも可能である。
; HARDEST
: かなり歯応えのある難易度。敵の強さがHARDの約2倍に強化されている。HARD以前とは異なり敵が一気に手強くなるため、ゴリ押しが通用し難くなっている。この難易度以降は乗り物をフル活用し、慎重な武器選択と敵の猛攻に耐え得るだけの根本的な体力が必要とされるほか、計画的に作戦を立てていかなければクリアは難しいといえる。ただし強力な武器を入手しているのであれば、ある程度有利に戦うことは可能。
; INFERNO
: デフォルトの最高難易度。この難易度を制覇することが、本作の実質的な最終目標といえる。
: 敵の強さがHARDESTの更に約2倍に強化されている。敵が非常に手強くなっており常に緊張感のある戦闘を楽しむことができるため、クリアすればそれ相応の達成感を得ることができる。但しクリアするためにはHARDEST以上の根本的な体力・強力な武器・慎重な作戦が必要とされるほか、特に終盤ミッションではそれを成立させるための高度なテクニックも要求される。
; IMPOSSIBLE
: 『2』にのみ登場。全難易度のミッションをクリアすることで出現・選択可能になる。他の難易度が白文字で表記されているのに対し、こちらは唯一赤文字で表記されている。なお、あくまでオマケ難易度であるため、クリア特典は無い。
: その特徴は、体力が陸戦兵は'''1000'''、ペイルウイングは'''500'''に固定され、敵の落とすアイテムが回復アイテムしか出現せず、一部を除くほぼ全ての敵がINFERNOより更に強化されている。まさしくIMPOSSIBLE(不可能)への挑戦であり、徹底した戦術の見直し・武器選択・逃走ルートの確保が余儀なくされる。
 
== キャラクター ==
=== 地球防衛軍(EDF) ===
前述の通り主人公達以外はほぼ壊滅状態で、他にはコメントしか言わない隊長と非常に事務的なオペレーター、ニュースのアナウンサー、インベーダー相手に奮闘し、恐れおののき、そして断末魔の叫びを挙げる他の隊員達が無線通信と思われる'''声だけ'''登場する程度である。『2』ではオペレーター2人になりいずれも一部のミッショペイルウイ中にグ隊の隊長も同じく無線通信と思われるものでコメントする'''声だけで、'''姿を見せ登場す。インベーダーはある程度の知能を持ち、人類はことごとく彼らの罠にめられてる。そのため隊員以外の台詞には「'''敵の罠'''」という言葉がよく使われている</br>
; 陸戦兵
インベーダーはある程度の知能を持ち、人類はことごとく彼らの罠にはめられている。そのため隊員以外の台詞には「'''敵の罠'''」という言葉がよく使われている。
:本シリーズの主人公。『地球防衛軍』・『地球防衛軍2』を通じて登場する。EDFの中核をなす隊員であり、正式名称は'''EDF陸戦歩兵部隊隊員'''。 総勢30万人もの隊員が各地に派遣されている。
; 陸戦兵
: 本シリーズの主人公。『1』・『2』を通じて登場する。EDFの中核をなす隊員であり、正式名称は'''EDF陸戦歩兵部隊隊員'''。 総勢30万人もの隊員が各地に派遣されている。服装は[[特撮]]にありがちなデザインでスーツの色は灰色と赤基調としている。ゲーム中で主人公として操作できるのは男性キャラクターである。女性もいるのかは不明。
: ミッションステージによっては後述する[[戦車]]・戦闘[[ヘリコプター]]・エア[[バイク]]などの乗り物も登場し、それに乗り込んで戦うこともできる。
: 地球防衛軍2』ではミッション内で他の隊員達の会話に前大戦でマザーシップを撃墜した「'''伝説の男'''」の噂が流れているが、それがプレイヤーが操作する陸戦兵であるかは定かではない。しかし別のミッションではクリア時にオペレーターから「'''噂には聞いていました'''が、流石ですね」と言われていることから、少なからず主人公である可能性はある
: '''THE ALL★STAR格闘祭'''』にも登場する。
; ペイルウイング
: 『2』より登場。同作におけるもう1人の主人公であり、前大戦後に結成されたEDF特殊部隊。ファンからは通称「'''ペリ子'''」と呼ばれる。服装は陸戦兵に比べて肌の露出が多く、スーツの色は青を基調としている。ゲーム中で主人公として操作できるのは女性キャラクターである。男性もいるのかは不明。
: 最大の特徴は、背中に装備した飛行ユニットを用いて高速で空中を移動できることである。飛行ユニットや武器は「'''プラズマ・エネルギー・ユニット'''」からエネルギーを供給されており、使用する度にユニットのエネルギーを消費する。これは時間と共に回復するが、完全に消費しきってしまうと緊急チャージ状態となり、チャージが完了するまで飛行不能になるほか、一部の武器も使用不能になってしまう。地上の移動を走る速度陸戦兵より遅く、ジャンプや緊急回避、乗り物の使用も出来ないため、より高度な戦略が必要となる。
;その他の隊員
; 隊長 - [[声優|声]]:[[志村知幸]]・
その他、:名前が確認され出来ているEDF隊員は『1地球防衛軍』ではミッションステージ1での戸田隊員、ミッションステージ2での船木隊員などがおり、その中でもミッションステージ3に登場する結城隊員は、蟻酸を浴びせられたに絶叫した「さ、酸だ!」という台詞が[[空耳]]で「さ、'''サンダーっ!!'''」としか聞こえなかったことからか、プレイヤーの間で妙な人気がある。隊員達はほぼミッション中にあっけなく殉職してしまっており、生存しているものはほとんどいないと思われる。『地球防衛軍2』では隊員の台詞がセリフも増えているほかおりペイルウイング隊員と思われる女性隊員も登場する。隊員の中には錯乱状態に陥る者や発狂してしまう者もいたりするなど、してこのゲームの魅力のひとつとなっている。
: 主人公の所属する部隊の隊長。『1』では陸戦兵の隊長と思われる男性の声のみであったが、『2』では新たにペイルウイングの隊長と思われる女性の声も追加された。陸戦兵の隊長は一部のミッションクリア時に主人公を賞賛してくれるが、「まさか勝つとは…信じられん」・「人間業じゃない…」・「化け物か…」等と行き過ぎた発言をしたり、また『1』では海側に背を向けた状態で、背後の海側から敵の大群が押し寄せてくるという状況で戦闘が開始されるミッションにおいて、「背後は海…'''背水の陣か'''」という明らかに狙ったとしか思えない発言をしたりもする。
; オペレーター - 声:[[甲斐田裕子]]・
: 女性のオペレーター。非常に事務的で、武器や操作方法、戦況の説明や敵の分析をして主人公をサポートしてくれる。また、『2』では新たにもう1人オペレーターが追加され、前者と同様に主人公をサポートするが、こちらはあるミッションのクリア時に「この状況で生き残れるなんて…なんで?'''あり得ない'''…」という酷い発言をしている。
; アナウンサー
: ニュースの生中継をしている女性のアナウンサー。恐らく無線通信ではないため、隊長や他の隊員に比べて声の音質が鮮明である。一部のミッションでは、開始前に挿入されるムービーで彼女が実況している。
その他、名前が確認されている隊員は『1』ではミッション1での戸田隊員、ミッション2での船木隊員等がおり、その中でもミッション3に登場する結城隊員は、蟻酸を浴びせられた際に絶叫した「さ、酸だー!」という台詞が[[空耳]]で「さ、'''サンダー!'''」としか聞こえなかったことからか、プレイヤーの間で妙な人気がある。隊員達はほぼミッション中にあっけなく殉職してしまっており、生存しているものはほとんどいないと思われる。『2』では隊員の台詞が増えているほか、ペイルウイング隊員と思われる女性隊員も登場する。隊員の中には錯乱状態に陥る者や発狂してしまう者もいたりするなど、このゲームの魅力のひとつとなっている。
 
=== インベーダー ===
[[未確認飛行物体|UFO]]に乗って地球侵略にやって来たらしいが、当のインベーダー自身は姿も見せなければ台詞の1つも無い。
いずれも難易度が高くなるにつれて攻撃力・耐久力・機動力が上昇し、中には攻撃内容が変化するものもいる。
==== 巨大生物 ====
虫に酷似しているが厳密には虫ではなく単なる巨大生物で'''巨大生物'''」とのみ呼称される(唯一結城隊員は巨大甲殻虫を「''''''」と呼んでいる)。街をいっぱいに埋め尽くすように膨大な数の巨大生物が所かまわず徘徊し、さらにはビルの壁面や塔に群がっているその姿は無気味の一言。ファンの間ではこの巨大生物こそがインベーダーそのものではないかともいわれていた。</br>
『2』以降は倒した後に一定時間死骸が残留するようになったため、こちらの攻撃・移動の妨げになったり、逆に敵の攻撃からの思わぬ防壁として役立つようにもなった。なお、死骸はこちらの攻撃によって退かすことが可能。
 
; 巨大甲殻虫
: 平たくいえば巨大[[アリ]]である。しかし質より量で迫るその戦闘力は侮れない。強靭な顎で噛み付くもの、臀部から酸(体液)を噴射するものの2タイプに大別される。
; 赤色甲殻虫
: 巨大甲殻虫の亜種と思われる赤アリ。巨大甲殻虫よりも更に高い攻撃力・耐久力・機動力を誇る。しかし攻撃手段は噛み付き攻撃しか持たないため、距離をとればほぼ無害。
; 飛行甲殻虫
: 『2』より出現する、空中を飛行する羽アリ。攻撃手段は飛行しながら巨大甲殻虫と同様に酸を噴出する。不規則な軌道で飛び回るため狙撃が難しく厄介だが、一度でも攻撃を受けるとしばらく地面に着地する習性を持つがあるため、そこを狙うのが有効。
; 超巨大甲殻虫「クイーン」
: 巨大甲殻虫よりも更に巨大な女王アリ。飛行甲殻虫のような羽を生やしているが、飛行はできない模様。赤色甲殻虫を遥かに凌ぐ耐久力を誇り、一定のダメージを与えないとても滅多に怯まない。臀部から霧状の大規模な酸を噴出して攻撃してくる。
; 凶虫バゥ
: 『2』より出現。平たくいえば巨大[[ハエトリグモ]]。跳躍しながら移動し、臀部から酸を含んだ糸を射出して敵を絡め取ろうとする。その異様な外見は人の潜在的恐怖心を直接刺激する。糸は移動力を奪うほか、接触している間は常にダメージを与え続け、糸の数だけ効果が重複するため殺人的攻撃力を持ち、高難度における密着状態からの攻撃は体力が4桁あろうともほぼ即死級のダメージを受けてしまう。そのためたとえ1匹であっても油断は禁物。また、この糸は巨大甲殻虫の酸とは異なりオブジェクトを貫通してくるため、遮蔽物は防壁としての役に立たない。このバゥの存在で『2』の難易度が飛躍的に上昇した。特に機動力を生命線としているペイルウイングにとって天敵である。
; バゥ・ロード
: バゥの亜種と思われる、より巨大なハエトリグモ。動きこそ鈍重だが、クイーン同様耐久力が非常に高く、一定のダメージを与えないとても滅多に怯まないため足止めが困難になっている。また、射出する糸も姿が霞んで見えるほどの遠距離からでもこちらに届いてしまうほど射程が大幅に長くなっているため、距離をとっていても油断は禁物。但し相対的に糸同士の間隔が広くなっているため、バゥのように糸が大量に絡みつくことはあまりない
; 龍虫「ドラゴン・ワーム」
: 『2』より出現する、[[ムカデ]]に酷似した巨大生物。先頭のその姿は[[ゴキブリ]]に酷似している。辺りをうろつきながら体節ごとの突起から射程無制限の体液を[[迫撃砲]]のように射出する。本体は数匹の体節が繋がる形で構成されており、一定のダメージを与えることで被弾部から分裂し、更に独立して移動・攻撃をしてくるという難敵。また、単体まで分裂しきったものは辺りをうろつかずに直接こちらに向かって攻撃してくるようになる。
; 百脚龍虫「ドラゴン・センチピード」
: 『2』より出現する、前述のドラゴン・ワームが数十匹繋がる形で構成された超巨大生物。地中深くで眠りについていた、巨大生物の最終形態とされる。物理的に体節が増えている分その[[スコール]]のごとき体液の猛攻は凄まじく、近距離で放たれると致命傷になりかねないほどのダメージ体力受け削られてしまうため対処が非常に困難な難敵である。
==== UFO  ====
; ファイター
: 非常にオーソドックスな[[ジョージ・アダムスキー|アダムスキー]]型のUFO。インベーダーの主力航空戦力とも言え、最も多くのミッションに登場する。カラーリングは紫色が基調。集団で密集して飛ぶ習性を持つ。直線状に移動・静止を繰り返し、静止状態で下部の砲門から光線を撃って攻撃してくる。
; エース・ファイター
: ファイターの強化版にあたる赤色のUFO。ユーザーからの通称'''精鋭'''」。ファイターを遥かに上回る高い機動力と耐久力を持ち、攻撃力も大幅に上昇。高難度では手動で追うのも辛い程素早くなる。しかし『2』ではペイルウイングの近距離兵器「レーザーランス」や狙撃兵器「MONSTER」によって若干弱体化した。
; 鏡面円盤シールド・ベアラー
: 『2』より出現。周囲を飛び回りながら鏡のような物理運動反転シールドを開き、こちら側の攻撃を180度跳ね返す(例外として、火炎放射器の炎や重火器の爆風は跳ね返せない)。本体中央の重力遮断ドライブ(赤い目のような部分)が弱点。下手に攻撃するとこちら側が自爆してしまうため、弱点を正確に狙う必要がある。シールド・ベアラー自体は攻撃手段を持たないため、こちらから攻撃しなければ害を受けることは無い。しかし、往々にして飛行甲殻虫やUFOファイターなどと同時に出現するため厄介な敵である。
154 ⟶ 118行目:
: 巨大生物を次々と投下する大型機。平たく言えば[[航空母艦]]。それ自体は戦闘力を持たないが、上空に位置しているため攻撃できる武器が限られてしまう。また、撃墜しない限り延々と巨大生物を投下し続けるため放置しておくと厄介だが、逆にその性質を利用して半永久的なアイテム稼ぎを行うことも可能。
; マザーシップ
: 超巨大母船で、『1』におけるラスボス。表面の硬い装甲はこちらの攻撃を一切受け付けない。武装は下部に搭載された高威力且つ広範囲を爆破する棒状砲台「'''ジェノサイド・キャノン'''」8基と全方位にビームを発射する浮遊砲台「'''スペースリング'''」1基、そして上記2種の砲台を全て破壊、または本体に一定のダメージを与えることで本体側面に搭載されている非常用ビーム砲塔16基(破壊不可)が起動し、視界が悪くなるほどの凄まじい弾幕攻撃を仕掛けてくる。また、中央部のハッチからは定期的にファイターを射出してくるが、同時にそこが唯一の弱点でもある。
; 新型円盤インペリアル・ガード
: 『2』より出現する横長のピンク色のUFO。通称「'''近衛'''」。後半ミッションからファイターと入れ替わる形で主力航空戦力として頻繁に登場する。収容時は翼をたたんでいる。ゆらゆらと不規則に漂うような動きが特徴。また、ファイターとは異なり密集せずに散開して飛ぶ傾向にある。本体中央の目のような部分から、帯状に光線を連射して攻撃する。また、撃破すると巨大生物のように長時間死骸が残留し、その残骸は何故かこちらの攻撃でも退かすことができない。
; インペリアル・ボマー
: 『2』より出現する、インペリアル・ガードとは色違いの黒と黄土色を基調とした爆撃機。通称「'''空爆'''」。両翼のハッチからプラズマ弾を投下して攻撃するほか、高難度ではバイクの最高速度を上回るスピードを持つ。その攻撃力と機動力から、陸戦兵にとっては天敵である。インペリアル・ガード同様撃破すると一定時間死骸が残留し、退かすことができない。
; メガ・ボマー「ドレッド・ノート」
: 『2』より出現する、ボマーをそのまま巨大化したような外見を持つ、黒と青色を基調とした大型爆撃機。通称「'''超爆'''」。両翼のハッチからボマーより更に大量のプラズマ弾を連続で投下してくるため処理落ちにも悩まされる。しかし反面、機動力は鈍く、ペイルウイングにとっては乗り物としても利用できる。
; 浮遊都市アダン
: 『2』より出現するインベーダーの母船にあたり、同作におけるラスボス。通称「'''皇帝'''」。マザーシップをはるかに凌ぐ、超巨大円盤である。形状は[[インデペンデンス・デイ]]に登場する母艦に似ており、円盤というよりも要塞と言っていい大きさでステージ上空を覆う。</br>
: 直接対決するのは最終ミッションのみだが、後半のほとんどのミッションからはステージ上空に度々発生するブラックホール状の空間の歪みから体積を一気に膨張させるようにして出現し、ミッションによってはこちらに向けての集中砲火やインペリアル・ガードやボマー、ギリオ等の射出を行ってくる。その後しばらくすると空間に吸い込まれるように去っていく。また、最初から顔見せ程度に出現するだけで、何もせずに去っていくこともある。</br>
: 本体は外周・内周・中央の3段階に大きく分かれており、外周と内周にはそれぞれこちらの攻撃を一切遮断する電磁防壁「'''バリアウォール'''」に覆われている。バリアウォールを解除させるためにはそれを発生させている装置を全て破壊しなければならないが、発生装置の破壊ばかりに集中していると周囲に搭載されている大量の砲台による猛攻を受けてしまうため、火力を奪うためにも適度に砲台も破壊していかなければならず、最深部である本体中央への攻撃突入は一筋縄ではいかない。</br>
: 武装は長射程の緑色レーザー砲台、中射程の青色レーザー砲台、短射程の赤色拡散レーザー砲台、プラズマ砲台を数百~数千門、24基のジェノサイド・キャノン(外周部に16、内周部に8)、6基のバリアウォール発生装置(外周部に4、内周部に2)で防御を固めているほか、内周部に進入すると円盤発進口8基が起動し、定期的にインペリアル・ガードを射出する円盤発進装置8基が起動てくるよう、更なる。そして最深部である本体中央部にまで到達すると走行中のエアバイクをも捕らえてしまうほどの驚異の命中精度を誇る誘導レーザー砲台6基が起動、それらの本体心に存在する蕾状のハッチからは再びインペリアル・ガードを射出してくるようになるが、マザーシップ同様にそこが唯一の弱点でもある。
==== ロボット兵器 ====
; 多脚歩行戦車ダロガ
: ファイターに棒状の脚を生やしたような外見を持つ、インベーダーの陸戦兵器。高い耐久力を誇り、本体上部の触角状のアンテナからエネルギー弾を発射するほか、下部の機銃による掃射が非常に強力で、近距離で撃たれると対処が非常に困難。高難度では弾が密集して飛ぶようになるため、命中精度が高くなる。極端な段差は昇れないのが欠点だが、高い段差の上にいて安心していると上空に撃ち上げてから誘導する強力なミサイル攻撃もしてくる。移動速度自体は遅いが、じわじわと追いつめるような動きをする。『2』ではペイルウイングの登場で大幅に弱体化した。
; 新型歩行戦車ディロイ
: 『2』より出現。新型円盤に麺状の脚を生やしたような外見を持つ、黄土色と銀色を基調とした陸戦兵器。ダロガ同様に高い耐久力を誇る。クネクネした動きが特徴で、それ故に遠距離からの狙撃は困難。ダロガ以上の耐久力・歩行能力を持ち、どんな悪路でも踏破可能。待機時は脚をアーチ状に曲げた状態で本体を地面に接地させている。ミッションによっては単独で大気圏に突入し、上空から隕石のように降下してくることもある。極端に脚の長いタイプ、逆に短いタイプなど、カスタムモデルも存在する。攻撃方法は本体中央から定期的に発射される射程無制限のプラズマ弾両翼のハッチからのレーザー照射鋭い足を活かした突き刺し攻撃。特にレーザー照射は非常に強力で、低難度ではこちらを薙ぎ払うように発射するだけだが、高難度では恐ろしい精度で狙ってくる。またダロガ以上の歩行能力を持ち、どんな悪路でも踏破可能。極端に脚の長いタイプ、逆に短いタイプなど、カスタムモデルも存在する。単独で大気圏に突入し、隕石のように降下してくることもある。その戦闘力の高さから、インベーダー屈指の強敵とされる。
; ローラーロボット・ギリオ
: 『2』より出現する[[ワラジムシ亜目|ダンゴムシ]]に似た形状の赤いロボット兵器。攻撃時は体を球状に丸め、高速で転がりながら突進を仕掛けてくる。また、静止中のギリオに接触してる間は何故微小なダメージを連続で受けている状態となる。されると爆発して周囲を攻撃する(オブジェクトも倒壊させる)ため、近距離での攻撃時は注意が必要
; ローラーロボット・ギリオラ
: ギリオの亜種と思われる、色違いの黄土色のロボット兵器。ギリオより更に耐久力が強化され上昇しているものの、ゲーム中僅か1ミッションしか登場しないという、ある意味レアな存在。
 
==== 宇宙生物 ====
; 宇宙生物ソラス
: 典型的な特撮[[怪獣]]なような姿をした生物。体長は約40mらしいが、ゲーム中の距離ではそれより大きい。複数で出現したり、インベーダーによって後述するサイボーグ強化を施されて出現したり、『2』では幼生体や成体も出現する。非常に高い耐久力を誇り、火炎放射と突進で攻撃してくる。しかし小回りが利かないため、側面や後方に回り込み続ければ殆ど攻撃を受けずに戦える。『2』ではペイルウイングの登場で秒殺が可能となったため、最も弱体化した敵といえる。
: 非常に高い耐久力を誇り、一定のダメージを与えないと怯まない。攻撃方法は突進と口からの火炎放射。火炎放射は攻撃範囲が非常に広く、触れている間は身動きが取れなくなる上に常にダメージを受け続けるため、まともに食らってしまうと致命傷になりかねない。しかしソラスの動き自体は鈍重で小回りが利かないため、側面や後方に回り込み続ければ殆ど攻撃を受けずに戦える。『2』ではペイルウイングの登場で秒殺が可能となったため、最も弱体化した敵といえる。
; サイボーグソラス
: サイボーグ強化されたソラス。戦闘能力は大きく上昇しており、火炎放射がエネルギー弾に強化された他、背部から発射される誘導ミサイルや、死角であった近距離に対しても大量の時限式グレネードを射出してくる。だが、やはり『2』ではペイルウイングによる秒殺が可能。
189 ⟶ 152行目:
=== その他 ===
; インセクト・ヒル
: 『2』より出現する、飛行甲殻虫が湧き出す巨大な蟻塚。一部ミッションを除き、キャリアー同様に破壊しない限り延々と湧き出てくるが、それを逆にアイテム稼ぎとして利用することもできる。
; インセクト・ネスト
: 『2』より出現する、巨大甲殻虫や赤色飛行甲殻虫、バゥ等が湧き出てくる巨大生物の巣。キャリアーやインセクト・ヒル同様、破壊しない限り延々と巨大生物が湧き出てくるが、やはりアイテム稼ぎとしても利用できる。
; 一般市民
: インベーダーに襲われて悲鳴を上げながら逃げ惑う人々。その群集のパワーは'''小さい'''割に凄まじく、主人公や乗り物であるエアバイクなどをも押しのけてまで逃げ続ける。一定時間が経過すると消滅する。しかしその実は敵の攻撃どころかこちらの武器による攻撃を受けても'''倒れるだけですぐに起き上がり走り出す'''。敵は市民も攻撃対象にするため、敵の注意を引き付ける囮として利用することが可能。ある意味本作最強のキャラクターだが、よくよく考えると非常に守り甲斐のない存在。戦闘の前線を集団で走り去るため、重火爆発系兵器の誤射による自爆の原因となりやすく、プレイヤーからは寧ろ'''邪魔者扱い'''されることもある。
 
==武器==
201 ⟶ 164行目:
ロケットランチャーやミサイル、グレネード等の重火器の爆風は接触するとこちらもダメージを受けてしまうため、近距離での使用時は注意が必要。
 
武器ごとにそれぞれの性能を重視したシリーズに分かれているが、一部にはシリーズの存在しない単モデルも登場する。
=== 陸戦兵 ===
主に実弾兵器。全体的に命中精度が高く、重火器による掃討能力に優れるため遠距離戦を得意とする。</br>
 
これらは一部を除き、規定の弾数を撃ち尽くすと自動でリロード(再装填)状態となる。リロード中はその武器を使用することができず無防備な状態となるが、リロードが完了すれば装弾数が全回復するため、実質無制限に使用可能。</br>
 
両方の武器がリロード中の場合、リロードは現在装備している武器のみが行われ、もう片方の武器はリロードが停止した状態になる。また、乗車中・ダウン中は装備中の武器もリロードが停止してしまうので注意。
; [[アサルトライフル]]
: 主に100発を超える装弾数と高い連射速度を持ち、短時間で安定して敵にダメージを蓄積させることができる。近~中距離戦で威力を発揮し、比較的リロード時間も短いため長期戦においても有効。</br>
 
: 地上戦を得意とする反面、短時間でも目標に弾を当て続ける必要があるため、特に高難度における対空戦では敵が素早くなるため命中させにくく効果が薄い。その結果、『1』では殆どのミッションが地上戦主体であるため遠近万能といえるほど強力であったが、『2』では死骸の貫通妨害や洞窟マップの登場による攻撃効率の低下・敵航空戦力の増加に伴い若干弱体化した。</br>
: シリーズは「'''AS'''」のみ。バランスの取れたスタンダードモデルに加え、装弾数と連射力を犠牲に単発威力と射程を重視したDモデル・威力を犠牲に更に連射力を重視したRモデル・連射力を極限まで高めたRRモデル等も登場する。
 
: シリーズは「'''AS'''」のみ。バランスの取れたスタンダードモデルに加え、装弾数と連射力を犠牲に単発威力と射程を重視したDモデル・威力を犠牲に更に連射力を重視したRモデル・連射力を極限まで高めたRRモデル等も登場する。
; [[狙撃銃|スナイパーライフル]]
: 全シリーズ共通でズーム機能を搭載している。射程・弾速・単発威力・命中精度に優れ、遠距離からの狙撃による対空戦や超巨大生物・歩行戦車戦、キャリアーの破壊等の目的に対して非常に有効。
221 ⟶ 186行目:
:: 破壊力を重視したシリーズ。絶大な威力を誇り、弾速・命中精度も極めて高い。しかし次弾を手動で装填するため、他のシリーズ以上に連射が利かないのが唯一の欠点。
:; ファイブスター
:: 連装シリーズ。5発の弾をショットガンのように同時に発射する。ある程度の速射性を持ち、リロード時間も短い。また、但し射程は短め。
:: ある特定の条件を満たすことで射程を大幅に改善し、特殊弾頭を搭載したBモデルも登場する。
:: 但し射程が長くない上、散弾ゆえに極端な遠距離戦では弾が大きく拡散してしまうためカス当たりになりやすいのが欠点。
:; ハーキュリー
:: 『2』より登場。シリーズは存在しない。高威力且つ速射性に優れるほか、ライサンダーと同等の弾速と命中精度を誇る。比較的装弾数も多く、前述の性能も相俟って近距離戦にも対応できるため、非常に高い汎用性を誇る。
; [[散弾銃|ショットガン]]
: 複数の弾を同時に発射する。弾が拡散するため攻撃範囲が広く目標に命中させやすい。また、一撃で瞬間的に纏まったダメージを与えられるため破壊力にも優れ、近距離戦で最大の威力を発揮する。</br>
 
: その性質から地上戦と対空戦の両方をこなせる汎用性の高さが売りだが、全体的に射程が短くリロード時間の長いものが多いことから遠距離戦・長期戦には向かないため、使用する際は無駄撃ちをせず撃つタイミングを見極め、目標に確実に命中させる必要重要となる。</br>
 
: 巨大生物やUFO系統に対しては非常に有効だが、接近する必要があるため超巨大生物や歩行戦車などの耐久力・戦闘能力の高い敵に対してはリスクが大きい。『2』ではアサルトライフルの弱体化に伴い、必然的に使用する機会が増えたといえる。
: 以下の3シリーズ。
:; SG
:: 標準的な性能のシリーズ。高い単発威力と適度な速射性を持つ。『2』では攻撃範囲を垂直方向に集中させたVモデルも登場。ポンプアクション式。
:; ガバナー
:: 散弾数と拡散性を重視したシリーズ。より広範囲に攻撃できる。また、至近距離からの射撃による全弾命中時の破壊力は凄まじく、他のシリーズを遥かに上回る。
245 ⟶ 212行目:
:: ゴリアス以上に広範囲を攻撃可能だが、終盤のモデルは発射数が多い関係上連発すると非常に視界が悪くなる他、市街地マップにおいては短時間で特に大量のオブジェクトを倒壊させるため、処理落ちの原因になり得る。
:; ジェノサイド砲
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能。シリーズは存在しない。徐々に加速する弾速全武器中最強遅いエネルギー弾威力と攻撃範囲発射する、陸戦兵唯一のエネルギー兵器。単発式で、リロード時間が異常に長い。
:: 全武器中最大規模の爆破範囲を誇り、あらゆる敵を一撃で撃破する桁違いの威力を誇る(ただし例外として、マザーシップのハッチには何故か効果がない)。なお、従来のシリーズとは砲の形状が異なり、独自の非常に大掛かりなデザインものとなっている。
; [[ミサイル]]
: 自身に最も近い距離の敵を追尾する。単発リロード式のシリーズが大半を占める。
262 ⟶ 229行目:
:: 連装シリーズ。円状に20発もの小型ミサイルを同時に発射する。他のシリーズに比べて射程が短い。単発リロード式で1発あたりの威力こそ低いものの、誘導性能は非常に高い。
:; [[ルシファー|ルシフェル]]S
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能。シリーズは存在しない。ミサイルは発射後一定時間上空へ向かい、その後特異な軌道で計32発の小型ミサイルに分裂、一斉に最寄の敵へと降り注ぐ。着弾地点確認用にズーム機能を搭載。単発式で、リロード時間が異常に長い。
; [[グレネード]]
: 放物線状の軌道で飛ぶため、障害物越しの攻撃が可能。その性質上敵集団の中心にピンポイントで爆撃することにより、ロケットランチャー以上の掃討能力が期待できる。時限起爆式と、接触起爆式のAモデルの2種類に大別される。前者は敵の動きを予想しなければならないため使いにくいが、後者よりも威力が高い
: 使いこなすためには精密な角度調整を必要とするため、基本的にテクニカル操作向けの武器と言える。
: 以下の4シリーズ。
:; HG
:: ハンドグレネード([[手榴弾]])。腕力で直接投げつけて使用する。リロード不要で使用可能という利点を持つ。後述のランチャーに比べて飛距離は短いものの威力が高く、爆破範囲も広
:: グレネードの飛距離は投擲時の移動ベクトルに影響されるため、前方に移動しながらジャンプ上昇中にやや上向きに投げることで、より遠くへ飛ばすことが可能。
:; UM
:: 汎用[[グレネードランチャー]]。単発リロード式のモデルは砲の形状が異なる。全体的にロケットランチャーに比べて高威力・広爆破範囲だが、リロード時間は長め。また、意外にも非常に長射程で命中精度も高い。
:; スプラッシュグレネード
:: 特殊グレネードランチャー。オブジェクトに接触すると不規則に跳ね回るグレネードを大量に射出する。全モデル共通で単発リロード・時限起爆式。
:; サッカーグレネード
:: 特殊グレネードランチャー。オブジェクトに接触するとその場に吸着するグレネードを大量に射出する。この他、射出されるグレネードは1発のみだが、単発威力と爆破範囲を大幅に強化したDモデルも登場する。全モデル共通で単発リロード・時限起爆式。
; 特殊兵器
: 上記に該当しない特殊な性能の武器。状況次第で非常に強力なものから、まるで役に立たないものまで様々。
281 ⟶ 248行目:
:; バウンドガン
:: オブジェクトに接触すると反射する特殊弾頭を標準搭載したアサルトライフル。その性質上狭い空間においては弾が反射し続けるため連射することで凄まじい弾幕を形成することが可能だが、自身も被弾する危険性が増えるため注意が必要。
:: 標準モデルに加え、拡散性を重視したSモデル・低速弾頭を搭載した08モデルも登場。
:: 『1』では殆ど使い道を見い出せる場面がほとんどかったため、いわゆるネタ武器であったが、『2』では洞窟マップの登場によりその真価を発揮。非常に強力な武器となった。
:; [[火炎放射器]]
:: 炎を連続で発射する。攻撃範囲が広く敵を貫通するため、後方の敵も巻き込むことができる。また、炎は接触面に沿って進む性質を持つ。全体的にリロード時間が長い。
:: 『1』では武器選択画面で表記されていた威力に比べ、実際の威力が明らかに低かったためネタ武器扱いであったが、『2』では純粋な威力の上昇と洞窟マップの登場により実用性が増し、バウンドガン同様に大幅に使い勝手が向上した。
:: また、同作では命中精度と装弾数を高めた新型モデル「'''火炎砲'''」も登場する。
:; リペアー[[スプレー]]
:: 特殊な霧を吹き付け、パートナーや乗り物の耐久力を回復させる。原理は不明。但し、使用者自身の回復はできない。
292 ⟶ 261行目:
:: 1発辺りの威力・爆破範囲は小さいものの、纏めて命中させると相当な威力になる。HG同様、リロード不要で使用可能。
; 乗り物
: 陸戦兵はステージに配置された乗り物を利用することができる。配色は全機共通で青色を基調としている。乗車中陸戦兵はダメージを受けず、代わりに乗り物が受ける。いずれも耐久力が設定されており、それ以上のダメージを受けると大破して使用不能になってしまう。なお、ダメージは敵からの攻撃のみならず、主人公の武器による攻撃でも受けてしまうので注意
: それぞれの攻撃力と耐久力は難易度が高くなるにつれて増加する。対戦モードでは任意で乗り物のレベル設定が可能で、レベルに比例して攻撃力と耐久力が変動する。なお、操作方法はノーマル・テクニカルともに共通である。
:; 戦闘車両「E551ギガンテス」
:: EDFが開発した最新式のいわゆる戦車。複合装甲「'''リアクティブ・アーマー'''」により高い耐久力を誇る。木やガードレール、電柱等の小さな障害物ならば薙ぎ倒して進むことが可能。しかし瓦礫などの大きな段差に乗り上げるとすぐにひっくり返り、走行操作不能になってしまうという欠点もある。
:: 武装は主砲である120mm曲射砲のみ。それ以外の装備は持たないためか、ユーザーからは「'''[[自走砲]]'''」と罵られることもある。
:; 最新鋭戦闘ヘリコプター「EF24バゼラード」
:: EDFが開発した高性能攻撃ヘリ。武装は30mmUT機関砲2門。乗り物の中でも特に操作が複雑で、更に飛行中は慣性と重力がかかるため乗りこなすためには慣れが必要。また、離陸までにローターの回転に長い時間を要するため、高難度では敵の猛攻によって離陸前に大破してしまうことが多い。
:: ある一定以上の速度でオブジェクトに衝突するとダメージを受けてしまう。『初代1』では敵航空戦力がファイター系統のみであることと、その他の敵の対空能力が低いため強力であったが、『2』では敵航空戦力の増加(飛行甲殻虫、インペリアル・ガード等)と対空能力が高い敵(バゥ系統、ドラゴン・センチピード、ディロイ等)が新たに出現したことに伴い大幅に弱体化した。
:; エアバイク「SDL2」
:: ホバー式の走行バイク武装は7.6mm機銃ホバー式であるため、どんな悪路でも走破可能(水中も可)。しかし耐久力が低く、オブジェクトに衝突するだけでダメージを受けるほか、車線も大きく反れてしまうため運転には慣れが必要。またバックができないため、後退する際は旋回する必要がある。武装しかし敵から逃げる際7.6mm機銃2門だが威力が非常に低高難度でもUFO系統しか追上に車線つけないほど関係上命中させにくい速度で振り切ることができるため、あくまで小障害乗り物の除去用といえる中では最も重要な存在
:: しかし敵から逃げる際は高難度でもUFO系統しか追いつけないほどの速度で振り切ることができるため、乗り物の中では最も重要な存在。なお、走行中に十字キー(左スティック)を下に入力することにより、急ブレーキをかけることができる。
=== ペイルウイング ===
陸戦兵の武器とは異なり、主にエネルギー兵器。全体的に命中率は重視されておらず、広範囲への攻撃を目的としているものが多い。主に近~中距離戦は火力が非常に高く得意とする反面、遠距離戦は火力やエネルギー効率に乏しい傾向にあり、苦手とされる。</br>
312 ⟶ 281行目:
; 近距離兵器
: 射程が極端に短い反面、非常に高い攻撃力を誇る。必然的に敵に接近する必要があるため、非常にハイリスク・ハイリターンな戦闘を強いられる。
: 武器解説によると、「ペイルウイングの飛行ユニットはこの近距離兵器のためだけに開発されたといっても良い」との記述がある。また、これらの武器で飛行ユニットを用いて敵に急接近する突撃戦法は「'''チャージ'''」と呼ばれている。
: 以下の2シリーズ。
:; [[レイピア]]
:: 正式名称「'''ゼロレンジ・プラズマアーク銃'''」。前大戦後に開発された超兵器。前方に複数のプラズマアークの刃を[[線香花火]]の如く照射することで敵を切り刻む。全体的に装弾数が多く、比較的チャージ時間が短い上に燃費も良い
:: 広範囲に照射する通常型と、出力を正面に集中させて破壊力を高めたスラスト型に大別されるほか、威力と燃費を犠牲に射程と装弾数を倍以上に増加させた特殊モデル「'''プラズマ・ウィップ'''」も登場する。
:: 極めて高い連射速度と、それによって叩き出される凄まじい瞬間火力が最大の特徴。巨大生物の大群相手には無類の強さを誇り、それなりのリスクは伴うがクイーンやダロガ、果てはソラスをも秒殺することが可能。このレイピアの存在により、前述の敵は弱体化を遂げたといっても過言ではない。
:: 全体的に装弾数が多く、比較的チャージ時間が短い上に燃費も良い。
:;[[ランス_(槍)|レーザーランス]]
:: 正式名称「'''ショートレンジ集束レーザー砲'''」。前方に高出力レーザーを発射する。対歩行戦車用兵器として、その装甲を貫くために開発された。
:: レイピアとは対照的に単発威力と命中精度に優れている。全体的に命中精度と燃費も良く、レイピアに比べて僅かながら射程も長い。通常型の他に攻撃範囲を重視した連装型や、より威力を重視した単発チャージ型も登場する。
:: 機動力の高いUFO系統や耐久力の高い歩行戦車・超巨大生物に対しては一撃で大ダメージを狙えるため非常に有効。
:: しかし巨大生物に対しては1発あたりの威力がオーバーパワーになりがちな上、レーザーランス自体の装弾数も多くないことから大群掃討には向かないため分が悪い。
331 ⟶ 301行目:
:: LAZRの連装モデル。広範囲への攻撃が可能。しかし正面以外の方向にも発射されることから市民への誤射を懸念する声が多く、この武器の存在は疑問視されているようである。
:; レーザー・チェーンソー
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能な特殊モデル。シリーズは存在しない。垂直に2本のレーザーを発射する。命中精度が低く設定されているため、レーザーは縦軸を広範囲にわたって薙ぎ払うように照射される。その性質上、地上と空中の敵を同時に攻撃可能。
:; サイクロン・レーザー
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能な特殊モデル。シリーズは存在しない。自身を中心に、8本のレーザーを均等間隔で放射状に発射する。他のシリーズに比べ、消費エネルギーが異常に激しい。
; 中距離兵器:雷撃
: 連鎖雷撃銃(チェイン・ライトニングガン)。高圧の雷を発射する。雷はオブジェクトや敵に接触すると反射する性質を持つがあるため上手く命中させれば連続ヒットとなり、実際の攻撃力以上にダメージを与えることも可能。特に洞窟マップでは非常に強力。
: しかしその性質上、自身も被弾してしまう危険性を持ち合わせているため、近距離で使用する際は注意が必要。全体的に消費エネルギーは多め。
: 以下の4シリーズ。
346 ⟶ 316行目:
:; サンダーボウ
:: 連装シリーズ。ショットガンのように複数の雷を同時に発射する。雷は発射後、接触面に沿って進んでいく。
:: サンダーボウシリーズは、日本のラボで雷撃兵器分野の第一人者である結城博士によって開発された。余談だが武器解説によると、結城博士はこのシリーズの最終モデルを開発後、消息不明なった模様。
:; グローム
:: ロシア製の雷撃銃。単発威力を重視しており適度な速射性も持つが、比較的チャージ時間が長い。
352 ⟶ 322行目:
; 中距離兵器:[[粒子]]砲
: 粒子ビームを連射する、いわばペイルウイングのアサルトライフル。中距離兵器の中では比較的長射程だが、弾速は遅め。ビームは慣性の影響を大きく受けるため、特に空中では命中精度が悪くなり、狙いが大きく反れてしまう。その性質上使用する際は専ら地上戦を強いられることになる。</br>
 
: 武器解説によると、飛行ユニットを駆使した近距離戦を主体とするペイルウイングにはそぐわない武器としてEDFからの評価は低く量産はされていなかったが、終盤では近距離兵器を装備して敵に向かった隊員の生還率が低かったことにより、急遽粒子砲の存在価値が見直されたという設定がある。</br>
 
: 全シリーズ共通で装弾数が設定されておらず、ユニットのエネルギーを直接消費して使用する。そのため緊急チャージ中は使用不能になってしまう。
: 以下の3シリーズ。
360 ⟶ 332行目:
:: 拡散性を重視した粒子ガトリングガン。複数の小型粒子ビームを円状に同時発射する。消費エネルギーは多め。
:; パルサーショット
:: EMP(電磁パルス)兵器。機械に作用し、着弾時に発生する電磁パルスによって目標を内部から破壊する。しかし'''生物には効果が無い'''ためく、全くダメージを与えることができず、ないため使い所が限られる。
; [[狙撃]]兵器
: 全シリーズ共通でズーム機能を搭載している。全体的に癖が強く、使いこなすには慣れが必要。
372 ⟶ 344行目:
:; MONSTER
:: 破壊力を重視したシリーズ。絶大な単発威力を誇る超高出力レーザー。比較的長射程で命中精度にも優れ、連射速度も極めて高い。しかしレーザー1発あたりの消費エネルギーが激しいため、実際は最大でも数発しか連射することができない。
:: ペイルウイングの武器の中でも遠距離の敵に対して瞬間的に大ダメージを与えることができる数少ない武器の1つだが、一度連射すれば瞬時にエネルギーを使い果たして緊急チャージに移行する(=機動力を失う)ことになるため、非常にハイリスクな武器である。
:; ライジン
:: サンダースナイパーの変種モデル。シリーズは存在しない。単装で高威力・高精度・長射程の雷を1発発射する。消費エネルギーが非常に激しい。
; 範囲攻撃兵器
: 着弾時の爆発による範囲攻撃が可能。以下の2シリーズに大別される。
381 ⟶ 353行目:
:: 装弾数は設定されていないため、ユニットのエネルギーを直接消費して使用する。全体的に適度な速射性を持つが、1発あたりの消費エネルギーが多いので連射の際は注意が必要。
:; プラズマ・グレネード
:: 手榴弾タイプ。腕力で直接投げつけて使用する。いずれも接触起爆式。放物線を描いて飛び、 グレネードの飛距離は投擲時の移動ベクトルに影響されるため、前方飛行中にやや上向きに投げることで、より遠くへ飛ばすことが可能。なお、各モデルごとにグレネードの軌道は大きく異なる。
:: エネルギーユニットが独立しているため、エネルギーを消費せずに使用可能。そのため緊急チャージ中でもチャージが行われるという利点を持つが、全体的にチャージ時間自体は短くない。
:: また変種として、かんしゃく玉タイプの新型モデル「'''ワイド・グレネード'''」も登場。こちらは慣性とより移動ベクトルの影響をより強く受けるため地上で投げれば低速で拡散して飛び、飛行中に投げればその方向に高速でほぼ一塊になって飛んでいく。チャージ時間は非常に長いが、総合的な破壊力はプラズマ・グレネードを遥かに上回る。
; 誘導兵器
: 思念の力で制御され、自身に最も近い距離の敵を追尾する。原理は不明。いずれも着弾時に爆発するが、建物を爆破可能なのは一部のシリーズのみ。連射式と単発式に大別される。なお、装弾数の概念は無い。
: 以下の5シリーズ。
:; ミラージュ
:: 汎用シリーズ。針のような光線を主に複数同時に、水平または垂直に発射する。全体的に単発威力は低いが、消費エネルギー少なめで連射が利き、誘導性能も高め。
:; ガイスト
:: 遅い弾速が特徴のシリーズ。威力・燃費・速射性・爆破範囲・誘導性能に優れるものの、如何せん低速であるため命中させにくいことが最大の欠点。また、射程も短い。
395 ⟶ 367行目:
:: 消費エネルギーは比較的多いが非常に長射程で、誘導性能も極めて高い。
:; フェンリル
:: ミラージュの派生シリーズの派生モデルミラージュに比べて燃費・射程・速射性に優れるが、誘導性能は補助程度のもので、ライフルのように狙いをつけて使用する必要がある低め
:; ゴースト・チェイサー
:: 変種モデル。シリーズは存在しない。円状に30発もの光線を同時に発射する。
::弾速が非常に速く 全弾命中時の威力めだが、発射時の軌道の関係上、地上で発射使用するとほぼ確実に自爆してしまう危険性がある。また、消費エネルギーも多いため燃費が悪少なくない。
; 支援兵器
: 前大戦後に開発された超兵器。存在自体が重要機密とされており、動作原理は謎に包まれている。そのためか他の武器に比べ、武器解説はいずれも抽象的な内容となっている。
: クラスター兵器の一種だと推測されているが、魔術だと恐れるものもいるようである。</br>
 
: 手榴弾のように腕力で直接投げつけて使用する。投擲後は光球に変化して空中に設置され、それを核に周囲の空間を一定時間攻撃する。光球はそれぞれ規定の発射数を撃ちつくすと消滅する。</br>
: 手榴弾のように投擲して使用する。投擲後は光球に変化して空中に設置され、それを核に周囲の空間を一定時間攻撃する。</br>

: チャージ時間が極端に長い上、投擲時に光球がオブジェクトに接触すると不発に終わってしまう。そのため設置する位置とタイミング、そして敵を誘い込む為の戦略を練る必要があるが、最適な使用状況ならばかなりの効果が期待できる。
: 以下の5シリーズ。
:; [[パンドラ]]
:: 粒子ビームを乱射する。各モデル毎に攻撃方向が異なる。
:; ヘブンズ・ゲート
:: 真下方向に光線を照射する。初期モデル以外は投擲時に複数に分裂し、攻撃範囲が広くなるため位置取りによっては防護壁として利用することも可能。そのため高空に設置することで飛行甲殻虫や新型円盤への対空攻撃や、面積が大きく耐久力の高いソラスやインセクト・ヒル(ネスト)に対しては火力が集中しやすいため非常に強力
:: そのため高空に設置することで空中の敵を捕らえやすくなり、位置によっては防護壁として利用することも可能。
:; サンダー・クラスター
:: 雷撃タイプ。下方向に雷を放出する。雷撃兵器と同様に、洞窟マップなどの閉所で使用すれば強力
:; サイ・クラスター
:: 広範囲に光線を乱射する。各モデル毎に攻撃方向が異なる。
:; アルマゲドン・クラスター
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能。シリーズは存在しない。下方向に5発の光弾が降り注ぎ、着弾するとそれぞれが全武器中最規模な爆風を発生させる。あらゆる敵を一撃で撃破する桁違いの威力・攻撃範囲・消費エネルギーを誇り、総合的に陸戦兵のジェノサイド砲を上回超広範囲攻撃が可能
:: 他のシリーズに比べて異質であり、光球の投擲距離は比較的長く、チャージ時間が若干短い。
:: 従来のシリーズに比べて光球の投擲距離が非常に長いため遠距離で効果を発揮し、上空から爆撃する形になるため障害物を気にせずに使用することができる。しかしその性質上、近距離戦や対空戦・閉所では無力である上、光弾の降り注ぐ方向はランダムなので狙って命中させにくいという欠点がある。
:: 消費エネルギーが桁違いに多い・投擲距離が非常に長い・チャージ時間が若干短い・従来のシリーズに見られた「長時間の連射攻撃」ではなく「極短時間の単発範囲攻撃」である等、支援兵器の中でも特に異質な性能を持つ。
 
=== 武器に関する情報 ===
*基本的に武器は名前に付く数字が大きいほど、武器選択画面の下方向に位置しているほど強力になる(特殊兵器を除く)
*強力な武器はステージの難易度が高い程出現しやすく、同じ難易度でも終盤のミッションステージの方が更に敵の攻撃力・耐久力が増加するが、武器アイテム取得時は強力な武器の入手確率も高が出現しやすくなる。逆に言えば、終盤のステージを高難度の終盤ミッション武器クリイテムを回収なければ、最強ランクの武器は入手不可ということになる。
*2では新たに「'''RARE'''」・「'''S-RARE'''」・「'''SECRET'''」と設定された武器が存在し、出現確率は極めて低いが非常に強力な性能を誇る。なお、「'''SECRET'''」武器は単に「'''S-RARE'''」武器より更に出現しにくいだけであるが、その出現率の低さは尋常では侮れく、プレイヤーの間では存在そのものが'''都市伝説'''ではいかと言われるほどであた。しかし現在ではある方法による確実な入手法が発見されているため、この限りではない
 
== その他の情報 ==
*1において名言「'''サンダー!(!!'''」(酸だー!)」!!)を残した結城隊員は、雷撃兵器・サンダーボウシリーズの最終型を開発した結城(ゆうき)博士の弟である(THE地球防衛軍2インフェルノガイドより、ただしこの記述がある項は'''メーカー非公認'''である)
: *2では全ての難易度で全ステージをクリアすると更に強力な難易度'''IMPOSSIBLE'''が出現する。その特徴は、体力が陸戦兵は'''1000'''、ペイルウイングは'''500'''に固定され、敵の落とすアイテムが回復アイテムしか出現せず、一部を除くほぼのみになりUFOファイター以外の全ての敵の体力と攻撃力'''INFERNO'''より更に強化され向上している。まさしくIMPOSSIBLE(不可能)への挑戦であり、る。徹底した戦術の見直し武器選択逃走ルートの確保が余儀なくされる。あくまでオマケ難易度であるためクリア特典は無い
*2攻略本「'''THE地球防衛軍2 インフェルノガイド'''」の表紙には「サンダー!!」の文字がかれり、結城隊員の名言と関連がある可能性があるが、真相は不明
*2007年4月12日に発表された「SIMPLEシリーズAwards2007」において、年間で20万本以上出荷した作品に贈られるPLATINUM PRIZEに地球防衛軍2が、15万本以上出荷した作品に贈られるGOLD PRIZEに1が選出されワンツーフィニッシュを決めた。
 
== 関連作品 ==
*THE 地球防衛軍タクティクス
:2006年7月27日発売のSIMPLE2000シリーズVol.103。THE 地球防衛軍シリーズの世界観を使った[[シミュレーションロールプレイングゲーム|シミュレーションRPG]]。制作は[[シンクアーツ]]で、サンドロットは直接関わっていない。ゲーム雑誌[[ファミ通]]のクロスレビューで10点満点中3点という低評価を受けて話題となった。
:ステージは50ステージある。対戦モードだと、インベーダー側と防衛軍側になり戦う。
*[[地球防衛軍3]]
:2006年12月14日発売の[[Xbox 360]]用ソフトで定価は6800円(税抜)。プレイステーション2版とは直接関係のない世界観である。主人公の指示に従って戦う部下が登場するなど、ハード性能の向上を活かした作品となった。
 
== 外部リンク ==
* [http://www.d3p.co.jp/s_20/s20_031.html 『地球防衛軍』公式ページ]
* [http://www.d3p.co.jp/s_20/s20_081.html 『地球防衛軍2』公式ページ]
* [http://www.d3p.co.jp/edft/ 『THE 地球防衛軍タクティクス』公式サイト]
{{DEFAULTSORT:さちきゆうほうえいくん}}
 
[[Category:SIMPLEシリーズ|ちきゆうほうえいくん]]
[[Category:アクションゲーム]]
[[Category:プレイステーション2用ソフト]]
[[Category:2003年のコンピュータゲーム]]