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{{コンピュータゲーム
|Title=THE 地球防衛軍
|Genre=3D[[シューティングゲーム|アクションシューティングゲーム]]
|Plat=[[プレイステーション2]]
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{{コンピュータゲーム
|Title=THE 地球防衛軍2
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|Date=[[2005年]][[7月28日]]
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『'''THE 地球防衛軍'''』(ザ・ちきゅうぼうえいぐん)は、[[D3パブリッシャー]]より[[2003年]][[6月26日]]に発売された[[SIMPLEシリーズ|SIMPLE2000シリーズ]]第31作目の[[プレイステーション2]]用の3D[[シューティングゲーム|アクションシューティング]][[ゲームソフト]]([[ファーストパーソン・シューティングゲーム#サードパーソン・シューティング|サードパーソン・シューティングゲーム]])である。開発は[[サンドロット]]。
[[2005年]][[7月28日]]には、続編である『'''THE 地球防衛軍2'''』が、SIMPLE2000シリーズ第81作のプレイステーション2用のゲームソフトとして発売された
[[2006年]][[12月15日]]には[[Xbox 360]]用ソフトとして『'''[[地球防衛軍3]]'''』が発売されたが、第1作のリメイク的内容であり[[プレイステーション2]]版との世界観の
== ストーリー ==
; THE 地球防衛軍
: 2017年、突如世界中に謎の飛行物体が襲来。投下される巨大生物によって地球防衛軍"'''EDF(Earth Defense Force)'''"は一日とたたず壊滅してしまう。世界中がパニックに陥る中、たった一人で巨大生物や飛行物体を次々と撃破する人物が現れた。超人的とも言える活躍を見せるこの人物こそ、プレイヤーが操作するEDF極東支部の数少ない生き残りの陸戦兵であった。彼の活躍により、遂にインベーダーのマザーシップは撃墜された。
; THE 地球防衛軍
: その後、人類はインベーダーの技術を元に復興を開始、EDFにもこれを用いた特殊部隊「ペイルウ
== ゲーム概要 ==
1と2はプレイヤーは実質的に'''
基本ルール自体はステージ内の敵を一掃すればステージクリアとなって次のステージに挑戦できるというシンプルなものである。倒した敵が時々落とすアイテムを取得することでパワーアップする。体力回復アイテムは取得すれば即効果を発揮し、回復量の違いで2種類存在する。アーマーを取ればステージクリア後に体力上限が上昇する。武器コンテナを取れば武器をランダムに取得し、ステージクリア後に選択可能になる。難易度は「EASY」「NORMAL」「HARD」「HARDEST」「INFERNO」の五段階があり、それぞれの難易度ごとに全てのステージをクリアするとボーナス武器が得られるようになっている。また『2』では「INFERNO」のすべてのステージをクリアすることで難易度「IMPOSSIBLE」が出現する。
広大なステージは自由自在に移動することができ、ここに建っている建造物はことごとく敵もろとも重火器一発で破壊してしまえる。このことはこのゲームの自由度や爽快感を高めている一因である(なお、ゲームエンジンは過去にサンドロットが開発した作品である『[[ギガンティック ドライブ]]』から流用しており、これにより低価格が実現出来ている)。一部にカメラワークや画面の揺れなどの演出が加えられることもあるが、プレイの妨げにならないように、プレイヤーによる設定でそれを行わないことも可能である。コントローラによる操作方法は、簡便な「ノーマル」と左右のスティックを駆使する「テクニカル」とを選択出来る。
『地球防衛軍』では主人公は陸戦兵のみだが、『地球防衛軍2』では特殊部隊ペイルウィングとの使い分けも可能である。
: その特徴は、体力が陸戦兵は'''1000'''、ペイルウイングは'''500'''に固定され、敵の落とすアイテムが回復アイテムしか出現せず、一部を除くほぼ全ての敵がINFERNOより更に強化されている。まさしくIMPOSSIBLE(不可能)への挑戦であり、徹底した戦術の見直し・武器選択・逃走ルートの確保が余儀なくされる。▼
== キャラクター ==
=== 地球防衛軍(EDF) ===
前述の通り主人公達以外はほぼ壊滅状態で、他にはコメントしか言わない隊長
:本シリーズの主人公。『地球防衛軍』・『地球防衛軍2』を通じて登場する。EDFの中核をなす隊員であり、正式名称は'''EDF陸戦歩兵部隊隊員'''。 総勢30万人もの隊員が各地に派遣されている。
▲; 陸戦兵
:
:
:
:
;
:
:
;その他の隊員
▲その他、名前が確認されている隊員は『1』ではミッション1での戸田隊員、ミッション2での船木隊員等がおり、その中でもミッション3に登場する結城隊員は、蟻酸を浴びせられた際に絶叫した「さ、酸だー!」という台詞が[[空耳]]で「さ、'''サンダー!'''」としか聞こえなかったことからか、プレイヤーの間で妙な人気がある。隊員達はほぼミッション中にあっけなく殉職してしまっており、生存しているものはほとんどいないと思われる。『2』では隊員の台詞が増えているほか、ペイルウイング隊員と思われる女性隊員も登場する。隊員の中には錯乱状態に陥る者や発狂してしまう者もいたりするなど、このゲームの魅力のひとつとなっている。
=== インベーダー ===
[[未確認飛行物体|UFO]]に乗って地球侵略にやって来たらしいが、当のインベーダー自身は姿も見せなければ台詞の
いずれも難易度が高くなるにつれて攻撃力・耐久力・機動力が上昇し、中には攻撃内容が変化するものもいる。
==== 巨大生物 ====
虫に酷似しているが
『2』以降は倒した後に一定時間死骸が残留するようになったため、こちらの攻撃・移動の妨げになったり、逆に敵の攻撃からの思わぬ防壁として役立つようにもなった。なお、死骸はこちらの攻撃によって退かすことが可能。
; 巨大甲殻虫
: 平たくいえば巨大[[アリ]]である。しかし質より量で迫るその戦闘力は侮れない。強靭な顎で噛み付くもの、
; 赤色甲殻虫
: 巨大甲殻虫の亜種と思われる赤アリ。巨大甲殻虫よりも更に高い攻撃力・耐久力・機動力を誇る。しかし攻撃手段は噛み付き攻撃しか持たないため、距離をとればほぼ無害。
; 飛行甲殻虫
: 『2』より出現する、空中を飛行する羽アリ。攻撃手段は飛行しながら巨大甲殻虫と同様に酸を噴出する。不規則な軌道で飛び回るため狙撃が難しく厄介だが、一度でも攻撃を受けるとしばらく地面に着地する習性
; 超巨大甲殻虫「クイーン」
: 巨大甲殻虫よりも更に巨大な女王アリ。飛行甲殻虫のような羽を生やしているが、飛行はできない模様。赤色甲殻虫を遥かに凌ぐ耐久力を誇り、
; 凶虫バゥ
: 『2』より出現。平たくいえば巨大[[ハエトリグモ]]。跳躍しながら移動し、
; バゥ・ロード
: バゥの亜種と思われる、より巨大なハエトリグモ。動きこそ鈍重だが、クイーン同様
; 龍虫「ドラゴン・ワーム」
: 『2』より出現する、[[ムカデ]]に酷似した巨大生物。先頭のその姿は[[ゴキブリ]]に酷似している。辺りをうろつきながら体節ごと
; 百脚龍虫「ドラゴン・センチピード」
: 『2』より出現する、前述のドラゴン・ワームが数十匹繋がる形で構成された超巨大生物。地中深くで眠りについていた、巨大生物の最終形態とされる。物理的に体節が増えている分その[[スコール]]のごとき体液の猛攻は凄まじく、近距離で放たれると致命傷になりかねないほどの
==== UFO ====
; ファイター
: 非常にオーソドックスな[[ジョージ・アダムスキー|アダムスキー]]型のUFO。インベーダーの主力航空戦力とも言え、最も多くのミッションに登場する。カラーリングは紫色が基調。集団で密集して飛ぶ習性を持つ。直線状に移動・静止を繰り返し、静止状態で下部の砲門から光線を撃って攻撃してくる。
; エース・ファイター
: ファイターの強化版にあたる赤色のUFO。
; 鏡面円盤シールド・ベアラー
: 『2』より出現。周囲を飛び回りながら鏡のような物理運動反転シールドを開き、こちら側の攻撃を180度跳ね返す(例外として、火炎放射器の炎や重火器の爆風は跳ね返せない)。本体中央の重力遮断ドライブ(赤い目のような部分)が弱点。下手に攻撃するとこちら側が自爆してしまうため、弱点を正確に狙う必要がある。シールド・ベアラー自体は攻撃手段を持たないため、こちらから攻撃しなければ害を受けることは無い。しかし、往々にして飛行甲殻虫やUFOファイターなどと同時に出現するため厄介な敵である。
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: 巨大生物を次々と投下する大型機。平たく言えば[[航空母艦]]。それ自体は戦闘力を持たないが、上空に位置しているため攻撃できる武器が限られてしまう。また、撃墜しない限り延々と巨大生物を投下し続けるため放置しておくと厄介だが、逆にその性質を利用して半永久的なアイテム稼ぎを行うことも可能。
; マザーシップ
: 超巨大母船で、『1』におけるラスボス。表面の硬い装甲はこちらの攻撃を一切受け付けない。武装は下部に搭載された高威力且つ広範囲を爆破する棒状砲台「
; 新型円盤インペリアル・ガード
: 『2』より出現する横長のピンク色のUFO。通称「
; インペリアル・ボマー
: 『2』より出現する、インペリアル・ガードとは色違いの黒と黄土色を基調とした爆撃機。通称「
; メガ・ボマー「ドレッド・ノート」
: 『2』より出現する、ボマーをそのまま巨大化したような外見を持つ、黒と青色を基調とした大型爆撃機。通称「
; 浮遊都市アダン
: 『2』より出現するインベーダーの母船にあたり、同作におけるラスボス。通称「
:
:
:
==== ロボット兵器 ====
; 多脚歩行戦車ダロガ
: ファイターに
; 新型歩行戦車ディロイ
:
; ローラーロボット・ギリオ
:
; ローラーロボット・ギリオラ
: ギリオの亜種と思われる、色違いの黄土色のロボット兵器。ギリオより更に耐久力が
==== 宇宙生物 ====
; 宇宙生物ソラス
: 典型的な特撮[[怪獣]]なような姿をした生物。体長は約40mらしいが、ゲーム中の距離ではそれより大きい。複数で出現したり、インベーダーによって後述するサイボーグ強化を施されて出現したり、『2』では幼生体や成体も出現する。非常に高い耐久力を誇り、火炎放射と突進で攻撃してくる。しかし小回りが利かないため、側面や後方に回り込み続ければ殆ど攻撃を受けずに戦える。『2』ではペイルウイングの登場で秒殺が可能となったため、最も弱体化した敵といえる。
; サイボーグソラス
: サイボーグ強化されたソラス。戦闘能力は大きく上昇しており、火炎放射がエネルギー弾に強化された他、背部から発射される誘導ミサイルや、死角であった近距離に対しても大量の時限式グレネードを射出してくる。だが、やはり『2』ではペイルウイングによる秒殺が可能。
189 ⟶ 152行目:
=== その他 ===
; インセクト・ヒル
: 『2』より出現する、飛行甲殻虫が湧き出す
; インセクト・ネスト
: 『2』より出現する、巨大甲殻虫や
; 一般市民
: インベーダーに襲われて悲鳴を上げながら逃げ惑う人々。その群集のパワーは'''小さい'''割に凄まじく、主人公や乗り物である
==武器==
201 ⟶ 164行目:
ロケットランチャーやミサイル、グレネード等の重火器の爆風は接触するとこちらもダメージを受けてしまうため、近距離での使用時は注意が必要。
武器ごとにそれぞれの性能を重視したシリーズに分かれているが、一部にはシリーズの存在しない単
=== 陸戦兵 ===
主に実弾兵器。全体的に命中精度が高く、重火器による掃討能力に優れるため遠距離戦を得意とする。</br>
これらは一部を除き、規定の
両方の武器がリロード中の場合、リロードは現在装備している武器のみが行われ、もう片方の武器はリロードが停止した状態になる。また、乗車中・ダウン中は装備中の武器もリロードが停止してしまうので注意。
; [[アサルトライフル]]
: 主に100発を超える装弾数と高い連射速度を持ち、短時間で安定して敵にダメージを蓄積させることができる。近~中距離戦で威力を発揮し、比較的リロード時間も短いため長期戦においても有効。</br>
: 地上戦を得意とする反面、短時間でも目標に弾を当て続ける必要があるため、特に高難度における対空戦では
: シリーズは「'''AS'''」のみ。バランスの取れたスタンダードモデルに加え、装弾数と連射力を犠牲に単発威力と射程を重視したDモデル・威力を犠牲に更に連射力を重視したRモデル・連射力を極限まで高めたRRモデル等も登場する。▼
▲: シリーズは「'''AS'''」のみ。バランスの取れたスタンダードモデルに加え、
; [[狙撃銃|スナイパーライフル]]
: 全シリーズ共通でズーム機能を搭載している。射程・弾速・単発威力・命中精度に優れ、遠距離からの狙撃による対空戦や超巨大生物・歩行戦車戦、キャリアーの破壊等の目的に対して非常に有効。
221 ⟶ 186行目:
:: 破壊力を重視したシリーズ。絶大な威力を誇り、弾速・命中精度も極めて高い。しかし次弾を手動で装填するため、他のシリーズ以上に連射が利かないのが唯一の欠点。
:; ファイブスター
:: 連装シリーズ。5発の弾をショットガンのように同時に発射する。ある程度の速射性を持ち、リロード時間も短い。
:: ある特定の条件を満たすことで射程を大幅に改善し、特殊弾頭を搭載したBモデルも登場する。 :; ハーキュリー
:: 『2』より登場。シリーズは存在しない。高威力且つ速射性に優れるほか、ライサンダーと同等の弾速と命中精度
; [[散弾銃|ショットガン]]
:
: その性質から地上戦と対空戦の両方をこなせる汎用性の高さが売りだが、全体的に射程が短くリロード時間の長いものが多いことから
: 巨大生物やUFO系統に対しては非常に有効だが、接近する必要があるため超巨大生物や歩行戦車などの耐久力・戦闘能力の高い敵に対してはリスクが大きい。『2』ではアサルトライフルの弱体化に伴い、必然的に使用する機会が増えたといえる。
: 以下の3シリーズ。
:; SG
:: 標準的な性能のシリーズ。高い単発威力と適度な速射性を持つ
:; ガバナー
:: 散弾数と拡散性を重視したシリーズ。より広範囲に攻撃できる。また、至近距離からの射撃による全弾命中時の破壊力は凄まじく、他のシリーズを遥かに上回る。
245 ⟶ 212行目:
:: ゴリアス以上に広範囲を攻撃可能だが、終盤のモデルは発射数が多い関係上連発すると非常に視界が悪くなる他、市街地マップにおいては短時間で特に大量のオブジェクトを倒壊させるため、処理落ちの原因になり得る。
:; ジェノサイド砲
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能。シリーズは存在しない。
::
; [[ミサイル]]
: 自身に最も近い距離の敵を追尾する。単発リロード式のシリーズが大半を占める。
262 ⟶ 229行目:
:: 連装シリーズ。円状に20発もの小型ミサイルを同時に発射する。他のシリーズに比べて射程が短い。単発リロード式で1発あたりの威力こそ低いものの、誘導性能は非常に高い。
:; [[ルシファー|ルシフェル]]S
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能。シリーズは存在しない。ミサイルは発射後一定時間上空へ向かい、その後特異な軌道で計32発の小型ミサイルに分裂、一斉に最寄の敵へと降り注ぐ。着弾地点確認用にズーム機能を搭載。単発式で、リロード時間が異常に長い。
; [[グレネード]]
: 放物線状の軌道で飛ぶため、障害物越しの攻撃が可能
: 使いこなすためには精密な角度調整を必要とするため、基本的にテクニカル操作向けの武器と言える。
: 以下の4シリーズ。
:; HG
:: ハンドグレネード([[手榴弾]])。腕力で直接投げつけて使用する。リロード不要で使用可能という利点を持つ。後述のランチャーに比べて飛距離は短いものの威力が高く、爆破範囲も広
:: グレネードの飛距離は投擲時の移動ベクトルに影響されるため、前方に移動しながらジャンプ上昇中にやや上向きに投げることで、より遠くへ飛ばすことが可能。
:; UM
:: 汎用[[グレネードランチャー]]。単発リロード式のモデルは砲の形状が異なる。全体的にロケットランチャーに比べて高威力・広爆破範囲
:; スプラッシュグレネード
:: 特殊グレネードランチャー。オブジェクトに接触すると不規則に跳ね回るグレネードを大量に射出する。全モデル共通で単発リロード・時限起爆式。
:; サッカーグレネード
:: 特殊グレネードランチャー。オブジェクトに接触するとその場に吸着するグレネードを
; 特殊兵器
: 上記に該当しない特殊な性能の武器。状況次第で非常に強力なものから、まるで役に立たないものまで様々。
281 ⟶ 248行目:
:; バウンドガン
:: オブジェクトに接触すると反射する特殊弾頭を標準搭載したアサルトライフル。その性質上狭い空間においては弾が反射し続けるため連射することで凄まじい弾幕を形成することが可能だが、自身も被弾する危険性が増えるため注意が必要。
:: 標準モデルに加え、拡散性を重視したSモデル・低速弾頭を搭載した08モデルも登場。
:: 『1』では殆ど使い道 :; [[火炎放射器]]
:: 炎を連続で発射する。攻撃範囲が広く敵を貫通するため、後方の敵も巻き込むことができる
:: 『1』では武器選択画面で表記されていた威力に比べ、実際の威力が明らかに低かったためネタ武器扱いであったが、『2』では純粋な威力の上昇と洞窟マップの登場により実用性が増し、バウンドガン同様に大幅に使い勝手が向上した。
:: また、同作では命中精度と装弾数を高めた新型モデル「'''火炎砲'''」も登場する。 :; リペアー[[スプレー]]
:: 特殊な霧を吹き付け、パートナーや乗り物の耐久力を回復させる。原理は不明。但し、使用者自身の回復はできない。
292 ⟶ 261行目:
:: 1発辺りの威力・爆破範囲は小さいものの、纏めて命中させると相当な威力になる。HG同様、リロード不要で使用可能。
; 乗り物
: 陸戦兵はステージに配置された乗り物を利用することができ
: それぞれの攻撃力と耐久力は難易度が高くなるにつれて増加する。対戦モードでは任意で乗り物のレベル設定が可能で、レベルに比例して攻撃力と耐久力が変動す
:; 戦闘車両「E551ギガンテス」
::
:: 武装は主砲である120mm曲射砲のみ。それ以外の装備は持たないためか、ユーザーからは「
:;
::
:: ある一定以上の速度でオブジェクトに衝突するとダメージを受けてしまう。『
:; エアーバイク「SDL2」
::
::
=== ペイルウイング ===
陸戦兵の武器とは異なり、主にエネルギー兵器。全体的に命中率は重視されておらず、広範囲への攻撃を目的としているものが多い。主に近~中距離戦は火力が非常に高く得意とする反面、遠距離戦は火力やエネルギー効率に乏しい傾向にあり、苦手とされる。</br>
312 ⟶ 281行目:
; 近距離兵器
: 射程が極端に短い反面、非常に高い攻撃力を誇る。必然的に敵に接近する必要があるため、非常にハイリスク・ハイリターンな戦闘を強いられる。
: 武器解説によると、「ペイルウイングの飛行ユニットはこの近距離兵器のためだけに開発されたといっても良い」との記述がある。また、これらの武器で飛行ユニットを用いて敵に急接近する突撃戦法は「
: 以下の2シリーズ。
:; [[レイピア]]
:: 正式名称「
:: 広範囲に照射する通常型と、出力を正面に集中させて破壊力を高めたスラスト型に大別されるほか、威力と燃費を犠牲に射程と装弾数を倍以上に増加させた特殊モデル「'''プラズマ・ウィップ'''」も登場する。
:: 極めて高い連射速度と、それによって叩き出される凄まじい瞬間火力が最大の特徴。巨大生物の大群相手には無類の強さを誇り、それなりのリスクは伴うがクイーンやダロガ、果てはソラスをも秒殺することが可能。このレイピアの存在により、前述の敵は弱体化を遂げたといっても過言ではない。
:: 全体的に装弾数が多く、比較的チャージ時間が短い上に燃費も良い。
:;[[ランス_(槍)|レーザーランス]]
:: 正式名称「
:: レイピアとは対照的に単発威力
:: 機動力の高いUFO系統や耐久力の高い歩行戦車・超巨大生物に対しては一撃で大ダメージを狙えるため非常に有効。
:: しかし巨大生物に対しては1発あたりの威力がオーバーパワーになりがちな上、レーザーランス自体の装弾数も多くないことから大群掃討には向かないため分が悪い。
331 ⟶ 301行目:
:: LAZRの連装モデル。広範囲への攻撃が可能。しかし正面以外の方向にも発射されることから市民への誤射を懸念する声が多く、この武器の存在は疑問視されているようである。
:; レーザー・チェーンソー
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能な特殊モデル。シリーズは存在しない。垂直に2本のレーザーを発射する。命中精度が低く設定されているため、レーザーは縦軸を広範囲にわたって薙ぎ払うように照射される。その性質上、地上と空中の敵を同時に攻撃可能。
:; サイクロン・レーザー
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能な特殊モデル。シリーズは存在しない。自身を中心に、8本のレーザーを均等間隔で放射状に発射する。他のシリーズに比べ、消費エネルギーが異常に激しい。
; 中距離兵器:雷撃
: 連鎖雷撃銃(チェイン・ライトニングガン)。高圧の雷を発射する。雷はオブジェクトや敵に接触すると反射する性質
: しかしその性質上、自身も被弾してしまう危険性を持ち合わせているため、近距離で使用する際は注意が必要。全体的に消費エネルギーは多め。
: 以下の4シリーズ。
346 ⟶ 316行目:
:; サンダーボウ
:: 連装シリーズ。ショットガンのように複数の雷を同時に発射する。雷は発射後、接触面に沿って進んでいく。
:: サンダーボウシリーズは、日本のラボで雷撃兵器分野の第一人者である結城博士によって開発された。余談だが
:; グローム
:: ロシア製の雷撃銃。単発威力を重視しており適度な速射性も持つが、比較的チャージ時間が長い。
352 ⟶ 322行目:
; 中距離兵器:[[粒子]]砲
: 粒子ビームを連射する、いわばペイルウイングのアサルトライフル。中距離兵器の中では比較的長射程だが、弾速は遅め。ビームは慣性の影響を大きく受けるため、特に空中では命中精度が悪くなり、狙いが大きく反れてしまう。その性質上使用する際は専ら地上戦を強いられることになる。</br>
: 武器解説によると、飛行ユニットを駆使した近距離戦を主体とするペイルウイングにはそぐわない武器としてEDFからの評価は低く量産はされていなかったが、終盤では近距離兵器を装備して敵に向かった隊員の生還率が低かったことにより、急遽粒子砲の存在価値が見直されたという設定がある。</br>
: 全シリーズ共通で装弾数が設定されておらず、ユニットのエネルギーを直接消費して使用する。そのため緊急チャージ中は使用不能になってしまう。
: 以下の3シリーズ。
360 ⟶ 332行目:
:: 拡散性を重視した粒子ガトリングガン。複数の小型粒子ビームを円状に同時発射する。消費エネルギーは多め。
:; パルサーショット
:: EMP(電磁パルス)兵器。機械に作用し、着弾時に発生する電磁パルスによって目標を内部から破壊する。しかし
; [[狙撃]]兵器
: 全シリーズ共通でズーム機能を搭載している。全体的に癖が強く、使いこなすには慣れが必要。
372 ⟶ 344行目:
:; MONSTER
:: 破壊力を重視したシリーズ。絶大な単発威力を誇る超高出力レーザー。比較的長射程で命中精度にも優れ、連射速度も極めて高い。しかしレーザー1発あたりの消費エネルギーが激しいため、実際は最大でも数発しか連射することができない。
:: ペイルウイングの武器の中でも遠距離の敵に対して瞬間的に大ダメージを与えることができる数少ない武器の1つだが、一度連射すれば瞬時にエネルギーを使い果たして緊急チャージに移行する(=機動力を失う)ことになるため、非常にハイリスクな武器である。
:; ライジン
:: サンダースナイパーの変種モデル。シリーズは存在しない。単装で高威力・高精度・長射程の雷を
; 範囲攻撃兵器
: 着弾時の爆発による範囲攻撃が可能。以下の2シリーズに大別される。
381 ⟶ 353行目:
:: 装弾数は設定されていないため、ユニットのエネルギーを直接消費して使用する。全体的に適度な速射性を持つが、1発あたりの消費エネルギーが多いので連射の際は注意が必要。
:; プラズマ・グレネード
:: 手榴弾タイプ
:: エネルギーユニットが独立しているため、エネルギーを消費せずに使用可能。そのため緊急チャージ中でもチャージが行われるという利点を持つが、全体的にチャージ時間自体は短くない。
:: また変種として、かんしゃく玉タイプの新型モデル「'''ワイド・グレネード'''」も登場。こちらは
; 誘導兵器
: 思念の力で制御され、自身に最も近い距離の敵を追尾する。原理は不明。いずれも着弾時に爆発するが、建物を爆破可能なのは一部のシリーズのみ。連射式と単発式に大別される。なお、装弾数の概念は無い。
: 以下の5シリーズ。
:; ミラージュ
:: 汎用シリーズ。針のような光線を主に複数同時に、水平または垂直に発射する。全体的に単発威力は低いが、消費エネルギー
:; ガイスト
:: 遅い弾速が特徴のシリーズ。威力・燃費・速射性・爆破範囲・誘導性能に優れるものの、如何せん低速であるため命中させにくいことが最大の欠点。また、射程も短い。
395 ⟶ 367行目:
:: 消費エネルギーは比較的多いが非常に長射程で、誘導性能も極めて高い。
:; フェンリル
:: ミラージュ
:; ゴースト・チェイサー
:: 変種モデル。シリーズは存在しない。円状に30発もの光線を同時に発射する。
::
; 支援兵器
: 前大戦後に開発された超兵器。存在自体が重要機密とされており、動作原理は謎に包まれている。そのためか他の武器に比べ、武器解説はいずれも抽象的な内容となっている。
: クラスター兵器の一種だと推測されているが、魔術だと恐れるものもいるようである。</br> : 手榴弾のように投擲して使用する。投擲後は光球に変化して空中に設置され、それを核に周囲の空間を一定時間攻撃する。</br>
: チャージ時間が極端に長い上、投擲時に光球がオブジェクトに接触すると不発に終わってしまう : 以下の5シリーズ。
:; [[パンドラ]]
:: 粒子ビームを乱射する。各モデル毎に攻撃方向が異なる。
:; ヘブンズ・ゲート
:: 真下方向に光線を照射する。初期モデル以外は投擲時に複数に分裂し、攻撃範囲が広くなる
:: そのため高空に設置することで空中の敵を捕らえやすくなり、位置によっては防護壁として利用することも可能。
:; サンダー・クラスター
:: 雷撃タイプ。下方向に雷を放出する
:; サイ・クラスター
:: 広範囲に光線を乱射する。各モデル毎に攻撃方向が異なる。
:; アルマゲドン・クラスター
:: ある特定の条件を満たすことで入手可能。シリーズは存在しない。
:: 他のシリーズに比べて異質であり、光球の投擲距離は比較的長く、チャージ時間が若干短い。
=== 武器に関する情報 ===
*基本的に武器は名前に付く数字が大きい
*強力な武器はステージの難易度が高い程出現しやすく、同じ難易度でも終盤の
*
== その他の情報 ==
*
▲
*
*2007年4月12日に発表された「SIMPLEシリーズAwards2007」において、年間で20万本以上出荷した作品に贈られるPLATINUM PRIZEに
== 関連作品 ==
*THE 地球防衛軍タクティクス
:2006年7月27日発売のSIMPLE2000シリーズVol.103。THE 地球防衛軍シリーズの世界観を使った[[シミュレーションロールプレイングゲーム|シミュレーションRPG]]。制作は[[シンクアーツ]]で、サンドロットは直接関わっていない。ゲーム雑誌[[ファミ通]]のクロスレビューで10点満点中3点という低評価を受けて話題となった。
:ステージは50ステージある。対戦モードだと、インベーダー側と防衛軍側になり戦う。
*[[地球防衛軍3]]
:2006年12月14日発売の[[Xbox 360]]用ソフトで定価は6800円(税抜)。プレイステーション2版とは直接関係のない世界観である。主人公の指示に従って戦う部下が登場するなど、ハード性能の向上を活かした作品となった。
== 外部リンク ==
* [http://www.d3p.co.jp/s_20/s20_031.html 『地球防衛軍』公式ページ]
* [http://www.d3p.co.jp/s_20/s20_081.html 『地球防衛軍2』公式ページ]
* [http://www.d3p.co.jp/edft/ 『THE 地球防衛軍タクティクス』公式サイト]
{{DEFAULTSORT:さちきゆうほうえいくん}}
[[Category:SIMPLEシリーズ|ちきゆうほうえいくん]]
[[Category:アクションゲーム]]
[[Category:プレイステーション2用ソフト]]
[[Category:2003年のコンピュータゲーム]]
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