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'''掟'''(おきて)とは、各個の[[グループ]]内における私的な[[ルール]]の総称を表す。
 
== 概要 ==
[[不良]]集団、[[ヤクザ]]、一般的な[[友人]]関係、[[会社]]内の[[派閥]]といった[[コロニー]]で、時には暗黙の了解を踏まえた形で掟は存在する。ルール設定は基本的にフレキシブルであり、グループ存続に関わる案件以外は、ルールの適用外に扱われる事が多い。
 
== 歴史 ==
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== 備考 ==
掟そのものは閉鎖的なイメージを他者に与えるが、実質的には社会に対してグループ内部の[[統制]]をとる為に必要な、ブレーキング・システムという役割も果たしている。
 
但し、その掟を[[犯罪集団]](未成年及び成年の強盗、強姦グループ等)や狂信者達(DVを平均生活とする特殊な家族など)が自身達に適用する場合、掟の本質である「仲間を裏切らない」は、たやすく崩壊する。これは集団としてのカテゴリー維持よりも個としてのイズムが優先された結果である。こうした反応がもっとも端的に発生しやすいのが上記の犯罪集団である。彼らは個を、広義の意味で認めない。故に集団性維持の為にメンバー内外で暴力的な活動を誇示し、内外で威圧を続ける。結果的にこうしたコロニーは長期のタイムスパンで崩壊、又はリゾーム的に分離し、再生成していく。
 
狂信者のケースでは、高度の[[マインド・コントロール]]により洗脳された場合、裏切り行為そのものがダイレクトに行為者を追い詰め、時には自傷、自殺を行うパターンもある。
 
稀に狂信的犯罪集団と称される2種類の性質を持つグループが発生する事があるが、この場合は「[[カリスマ]]の存在=掟」というケースが多い。
 
== 関連項目 ==
* [[集団心理]]
* [[規範]]
* [[規則]]
* [[惣掟]]
 
{{DEFAULTSORT:おきて}}
[[Category:社会史]]
[[Category:法制史]]
[[Category:価値観]]
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