「ミレニアム懸賞問題」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
編集の要約なし
6行目:
賞金を得るためには、査読つきの専門雑誌に掲載された後、二年間の経過期間を経て解決が学界に受け入れられたことが確認されなくてはならない。なお、P≠NPとナビエ-ストークス方程式については、肯定的・否定的のいずれの解決に対しても賞金が与えられるが、他の問題については、否定的な解決は、それが問題の実効的な解決であるとみなされる場合に限り賞金が与えられる。否定的な解決であっても問題が修正を加えられた上で生き残る場合は、賞金は与えられない。
 
7つの予想のうち、ポアンカレ予想については2002年から2003年にかけて[[グリゴリー・ペレルマン]]によりこれを証明したとする3つのプレプリント(学会誌未査読の論文)が発表された。この証明は複数の科学者による検討を経て正しいものと認められ、2010年3月18日にクレイ数学研究所はペレルマンの受賞を発表した([http://www.claymath.org/poincare/index.html Prize for Resolution of the Poincaré Conjecture Awarded to Dr. Grigoriy Perelman」)。
7つのうち、ポアンカレ予想についてはすでに解決されており、現在解決されていないのは6つである。
 
 
== ミレニアム懸賞問題の一覧 ==
*[[P≠NP予想]] (P versus NP)
*[[ホッジ予想]] (The Hodge Conjecture)
*[[ポアンカレ予想]] (The Poincaré Conjecture)※[[グリゴリー・ペレルマン]]により解決済
*[[リーマン予想]] (The Riemann Hypothesis)
*[[ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題]] (Yang-Mills Existence and Mass Gap)