「ギターポップ」の版間の差分

'''ギターポップ'''とは[[音楽のジャンル一覧|音楽ジャンル]]のひとつ。[[アコースティック・ギター|アコースティックギター]]もしくは歪みの少ない[[エレクトリックギター|エレキギター]]を中心に奏でられる洗練された[[音楽ロック]]、という意味合いが強い。
もともとは、[[イギリス|英国]]のインディーズシーンから発生した、[[ポストパンク]]に位置する音楽ジャンルである。特に[[スコットランド]]の[[グラスゴー]]は後述する[[アズテック・カメラ|アズテックカメラ]]やオレンジジュースなど80年代から良質なギターポップバンドが数多くおり、90年代に[[ティーンエイジ・ファンクラブ]]や[[ベル・アンド・セバスチャン]]などによって注目を集め、現在に至るまでギターポップシーンや[[パワーポップ]]シーンの代名詞として扱わ捉えられる。
国内では[[ネオアコ|ネオアコースティック]]と並記で「'''ネオアコ/ギターポップ'''」と総称されることが多い。

[[海外]]では[[アズテック・カメラ|アズテックカメラ]]、オレンジジュースがこのジャンルの代表的存在である。国内では[[フリッパーズギター]](1989 - 1991)が海外インディーズの音楽を辛辣に取り入れてこのジャンルの先駆けとなった。して著名であり、その意味で活動は1990年代前半に流布した「[[渋谷系]]」にも通ずる。フリッパーズギターおよびそれにつづく[[ブリッジ(1989 - 1995)]]、[[カジヒデキ]](1996 -)がも同じく国内のギターポップの代表的存在となっている。