「ロゼット」の版間の差分

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より多く見られるのは、冬季にのみロゼットの姿を取るものである。
 
[[温帯]]域では、前年の終わりに発芽し、冬を越して春から成長する、いわゆる[[越年草]]には、ロゼット葉をつける例が多い。冬の間は、寒さに耐えられるように地表に張り付き、しかも光を受けられるように広く葉を広げる。この形がロゼットである。このような種は、春になるとその中央から茎が伸びて、背が高くなり、花をつける。このとき、伸びた茎にも葉をつけるものが多い。この、伸びた茎につく葉を茎葉という。茎葉が発達すると、根出葉をなくしてしまうものが多いが、いつまでもそれをつけているものもある。[[ヒメジョオン]]と[[ハルジオン]]の違いのひとつが、成長の後に根出葉をなくすかどうかである。
 
また、根出葉と茎葉が大きく形の違うものもある。そのようなものでは、外見上ではっきりと姿を変えるために、別の種に見えるものが少なくない。