「シロバナムシヨケギク」の版間の差分

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{{生物分類表
| 色 = lightgreen
| 画像 = [[Imageファイル:Tanacetum cinerariifolium1.jpg|250px]]
| 画像キャプション = シロバナムシヨケギク
| 名称 = シロバナムシヨケギク
| 界 = [[植物界]] [[:w:|Plantae]]
| 門 = [[被子植物門]] [[:w:|Magnoliophyta]]
| 綱 = [[双子葉植物綱]] [[:w:|Magnoliopsida]]
| 亜綱 = [[キク亜綱]] [[:w:|Asteridae]]
| 目 = [[キク目]] [[:w:|Asterales]]
| 科 = [[キク科]] [[:w:|Asteraceae]]
| 属 = ヨモギギク属 ''Tanacetum''
| 種 = '''シロバナムシヨケギク''' ''T. cinerariifolium''
| 学名 = ''Tanacetum cinerariifolium'' <small>({{Taxonomist|Trevir.}}) {{Taxonomist|Sch.Bip.}} ([[1844年|1844]])</small><br />([[シノニム]] ''Pyrethrum cinerariifolium'' <small>{{Taxonomist|Trevir.}}</small>)
|シノニム = ''Pyrethrum cinerariifolium'' <small>{{Taxonomist|Trevir.}}</small>
| 英名 = Dalmatian chrysanthemum
}}
'''シロバナムシヨケギク'''(白花虫除菊、除虫菊 ''Tanacetum cinerariifolium'')は、[[キク科]]の多年草。
 
'''シロバナムシヨケギク'''(白花虫除菊、除虫菊 ''Tanacetum cinerariifolium'')は、[[キク科]]の多年草。
 
[[胚珠]]の部分に[[ピレスロイド]](ピレトリン)を含むため、[[殺虫剤]]の原料に使用されている。原産国は[[地中海]]。[[セルビア]]で発見された。かつて国内の主産地だった[[広島県]][[因島市]](現[[尾道市]])の市花。開花時期には島の斜面が美しい白い花で埋まった。
[[大日本除虫菊]](金鳥)の創始者[[上山英一郎]]がこの除虫菊を使って、渦巻型の[[蚊取線香]]を発明した。
 
除虫菊の見ごろは、5月上旬下旬。
 
== 日本への来歴 ==
日本への渡来は明治19年であり、はじめは、田中芳男送付の種子を東京衛生試験所薬草園で栽培採種し、これを播種し、明治21年5月に初めて製粉、効果をハエやノミに試み、良結果を得た。よって同一種子を農商課植物園で試作し、一部を和歌山県内の集産場で栽培した。農務局のものは熊本県にも送付されたが、和歌山県のもののみが営利的成功をおさめた。一方、同じく明治19年に大阪の清水多三郎が除虫菊粉の取引をしていた関係上、神戸のモルフ商会から種子を取り寄せ、播種したが、わずかに観賞用にとどまった。また、一方、除虫菊界の恩人とされる和歌山県の上山英一郎が種子交換によりアメリカから得た種子を明治19年播種、はじめは観賞用に栽培したが、のちその効果の大なるを聞き、おおいに採種し、諸県に種子をわかつ一方、製粉を試みた。当時まだ輸入品に圧倒されていたが、明治31年対米輸出を開始、その後世界大戦当時から世界的発展の地盤を築いた。
 
==日本への来歴==
日本への渡来は明治19年であり、はじめは、田中芳男送付の種子を東京衛生試験所薬草園で栽培採種し、これを播種し、21年5月に初めて製粉、効果をハエやノミに試み、良結果を得た。
よって同一種子を農商課植物園で試作し、一部を和歌山県内の集産場で栽培した。
農務局のものは熊本県にも送付されたが、和歌山県のもののみが営利的成功をおさめた。
一方、同じく19年に大阪の清水多三郎が除虫菊粉の取引をしていた関係上、神戸のモルフ商会から種子を取り寄せ、播種したが、わずかに観賞用にとどまった。
また、一方、除虫菊界の恩人とされる和歌山県の上山英一郎が種子交換によりアメリカから得た種子を19年播種、はじめは観賞用に栽培したが、のちその効果の大なるを聞き、おおいに採種し、諸県に種子をわかつ一方、製粉を試みた。
当時まだ輸入品に圧倒されていたが、明治31年対米輸出を開始、その後世界大戦当時から世界的発展の地盤を築いた。
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== 往年の製法 ==
花の七分から八分開いたものを順次、数回にわけて採集するのが理想的であるが、労力の関係上、咲きそろった時に採集することが多い。採集作業は花序を人差し指と中指との間にはさんで摘み取り、労力の少ない場合は大多数の花の開いた株を選んで根際から刈り取る。蚕棚のような棚を作って筵(むしろ)を敷き、薄く花を散布し、陰干しにする。大規模の場合は蚕棚式またはベルトコンベヤー式の火力乾燥機を用いる。乾燥させたものはブリキ缶その他の防湿器物に容れて貯蔵する。貯蔵しておいた乾花を適宜取り出し、焙炉で十分に乾燥させたのち搗(つき)臼、石臼または薬研その他で粉砕する。大規模の場合は水力、電力による並列した搗臼を用いる。粉末は篩分して製品とし、残殻は再び粉砕する。
 
== 外部リンク ==
* [http://www.i-apple.jp/medicinal/03/0066.html シロムシヨケギク  白花除蟲菊]  明治時代の植物事典([[長野電波技術研究所]])
 
{{commons|Tanacetum cinerariifolium}}
[[Category:キク科|しろはなむしよけきく]]
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[[Category{{DEFAULTSORT:キク科|しろはなむしよけきく]]}}
 
[[Category:キク科]]
 
[[ca:Piretre]]
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