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{{生物分類表
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|種 = '''''A. rosaeodora'''''
▲| 族 = [[アニバ属]] [[:en:Aniba|Aniba]]
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▲| 英名 = Rosewood
}}
'''ローズウッド''' (Rosewood) は[[南アメリカ|南米]]に自生する[[クスノキ科]]の樹木である。フランス語名である'''ボアドローズ''' (Bois de Rose) で呼ばれることも多い。心材のチップを[[水蒸気蒸留]]することにより[[精油]]を得ることができ、これが[[香料]]や[[アロマテラピー]]に利用されている。ローズウッドの学名は''Aniba rosaeodora'' Duckeとされることが多いが、実際には単一種の植物ではなく、数種類の樹木を指しているとする分類もある。
なお、[[シタン|紫檀]]の仲間もローズウッドと呼ばれることがあるが、紫檀は[[マメ科]]の植物であり精油を得る用途には用いない。
== 利用 ==
ローズウッドの中で最初に利用されたのは[[フランス領ギアナ|ギアナ]]に生育していたものである。この樹木の材質は[[マホガニー]]に似ており、重く硬い。そして[[精油]]を含むため、バラの花のような香りがする。そのためフランスで珍重され、精油を得るほかに家具や日用品を作る材木としても利用された。
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1960年代前半まではローズウッドの精油はリナロールの供給源として重要であった。1960年代前半の最盛期には年間500トンの精油(木材に換算すると5万トン)が生産されていた。しかし1960年代後半にリナロールの合成法が確立するとその生産は急激に衰退した。現在のローズウッドの主な生産地はブラジルと[[パラグアイ]]であり、高級香水やアロマテラピー向けに生産が行なわれている。
{{Plant-stub}}
{{DEFAULTSORT:ろおすうつと}} [[Category:クスノキ科
[[Category:香料
[[en:Aniba rosaeodora]]
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