「網膜色素変性症」の版間の差分

初期には[[夜盲]]を自覚することが多い。徐々に視野狭窄を示す。※視野狭窄（外を歩いていると急に視界に人が飛び込んでくる、人混みで人によくぶつかる、落としたものを探すのに時間がかかるなど）。黄斑部に病変は及ばないために、末期まで視力が維持される方が多い。一般的には進行は極めて緩徐である。幼少時に既に視力低下などをきたしている場合は30、40代で失明する例もあるが、高齢になるまで視力を保っている例もあり、症状や進行速度に個人差の多い病気である。一般的には発症から数十40年といった長い経過の後、間位までは約60％が視力が0.1以下になる確率は60％で残りは0.12以上を保っている。暗黒になる人は、それほど多くない（アメリカのある統計によると0.5％）。千葉大学では256人に1人と公表している。