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そうした状況が一変しCR機が爆発的に普及するようになったきっかけと言われるのが、[[1993年]]11月に起こった「[[ダービー物語]]事件」である。「[[ダービー物語]]事件」によって、埼玉県内のホールおよびメーカーである[[平和 (パチンコ)|平和]]から逮捕者が出るなどの騒動となった。この事件の直前にも、パチンコメーカーの組合である[[日本遊技機工業組合]](日工組)が現金タイプの連チャン機自粛を決定しており、そうした一連の動きにより、現金機の[[連チャン]]が厳しく規制される一方、CR機の普及を図った当局は、CR機に限って確率変動などの連チャン機能を認めるなど、ダブルスタンダードの動きが当然となった。
この年、
CR機を語る上で避けて通れないのが「変造カード」問題である。これは使用済みプリペイドカードの磁気情報を改ざんし、再度遊技できるように変造したカードのことで、都会のパチンコ街では外国人などによる変造カードの露商風景が日常的に見られた時期もあった。当初はパチンコ店もこうした偽造カードの摘発に力を注いでいたが、そのうちパチンコ店自らがそうしたカードを使って売上を増やす犯罪が増え、大きな問題となる。
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