「不完全菌」の版間の差分

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m (ロボットによる 追加: nl:Fungi imperfecti)
**不完全糸状菌綱 form-class Hyphomycetes
**分生子果不完全菌綱 form-class Coelomycetes
このように、子嚢菌や担子菌といった正規の分類体系に平行するように、一応分類群としてその存在を認めていたが、1992年にアメリカ合衆国オレゴン州ニューポートでホロモルフ会議というのが行われ、この場でこのような分類群としての扱いをやめることが決定された。したがって、現在では不完全菌という用語は単なる普通名詞である。しかし、不完全菌として命名された名は、この使用をやめることが現実的には難しく、かつ実用上の利便性もあり、まだまだ使われ続けるであろう。
 
個々のカビの名は、[[学名]]は当然あるが、[[和名]]がつけられているものは少なく、あっても種を対象にではなく、せいぜい属に対して与えられているにすぎない。[[アオカビ]]、[[コウジカビ]]などは一応学名では属名と対応がつけられている例であるが、[[クロカビ]]、アカカビなどは漠然とした対象を指している場合が多い。それ以外の場合は、ほとんど和名をつけることは行われていない。学名のカタカナ表記か、あるいは病原体であれば(植物の病原菌は多くの種がある)、何々病菌といった名で呼ばれる。ただし、学名のカタカナ表記は表現にゆれがある。''Paecilomyces''はパエキロミケスかペシロマイセスのどちらかになる。また、病気名の場合、その属の種すべてが同一の病気を引き起こすわけではないので、属名としては使えず、融通が利かない難点がある。
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