「アンナ・マクダレーナ・バッハ」の版間の差分

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== アンナ・マクダレーナ・バッハの日記 ==
 アンナ・マグダレーナ・バッハの著とされていた『バッハの思い出』は、Esther Meynellが1925年に出版した ''"The Little Chronicle of Magdalena Bach"'' が原著である。著者は偽書を意図したわけではなく、あくまで創作(フィクション)として発表している(1925年米ガーデンシティーで出版されたDoubleday, Page & Co.版には著者名が明記されており、巻末には「バッハの生涯をよく知る人が読めば本書のいくつかのエピソードが想像の産物であることがわかるだろう」と付記されている)。事実関係については1925年時点でのバッハ研究の成果を反映しているが、現時点では誤りも散見される。おそらく本書が独訳されてドイツで出版されたとき、著者名を伏せたところから錯誤が生じたと考えられる(''Oxford Composer Companions J.S.Bach''には、本書は1925年、ロンドンで匿名で出版されたという記述がある)。ドイツ人にとっては、本書がフィクションであることは自明だったが、これを読んだ日本人が本当にアンナ・マグダレーナが著したものと誤解し、独語版から翻訳した。現在でもまだ日本ではアンナ・マグダレーナが著したかのような体裁で出版されているので注意が必要である
邦訳:アンナ・マグダレーナ・バッハ『バッハの思い出』
 Esther Meynellが1925年に出版した'The Little Chronicle of Magdalena Bach'が原著。著者は偽書を意図したわけではなく、あくまで創作(フィクション)として発表している(1925年米ガーデンシティーで出版されたDoubleday, Page & Co.版には著者名が明記されており、巻末には「バッハの生涯をよく知る人が読めば本書のいくつかのエピソードが想像の産物であることがわかるだろう」と付記されている)。事実関係については1925年時点でのバッハ研究の成果を反映しているが、現時点では誤りも散見される。おそらく本書が独訳されてドイツで出版されたとき、著者名を伏せたところから錯誤が生じたと考えられる(''Oxford Composer Companions J.S.Bach''には、本書は1925年、ロンドンで匿名で出版されたという記述がある)。ドイツ人にとっては、本書がフィクションであることは自明だったが、これを読んだ日本人が本当にアンナ・マグダレーナが著したものと誤解し、独語版から翻訳した。現在でもまだ日本ではアンナ・マグダレーナが著したかのような体裁で出版されているので注意が必要。
 
;参考リンク
*[http://www.bekkoame.ne.jp/~sakazaki/bcc/bcc2001.html#144 あんな本はいらないーーペツォルト:2つのメヌエット]
<!--*[http://www.geocities.jp/imyfujita/wtcpage1011ambj.html  アンナ・マクダレーナ・バッハの思い]-->
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