「アメリカ合衆国の映画」の版間の差分

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'''アメリカ合衆国の映画'''とは、主に[[アメリカ合衆国]]の人々や[[映画会社]]によって製作された[[映画]]のこと。専ら'''[[ハリウッド]]映画'''という意味で使われる場合が多いが、正確にはアメリカ映画の中にはハリウッドの映画会社によるメジャーな映画以外にも[[インデペンデント映画]]などの小規模な会社が製作した映画も数多く存在する。アメリカ映画は年間製作本数の面でも1本の製作費の面でも世界で最も大きな規模を誇る。また、国際性の豊かさも大きな特徴である。アメリカ映画に関わる[[フィルムメーカー]]、[[俳優]]はアメリカ国籍とは限らず、世界各国から渡米した人々が多い。
 
一方で[[軍産複合体]]の都合上、少なからずハリウッドも出資者の影響を受けており特に軍部などの協力を仰がねばならない[[戦争映画]]に関しては「[[プロパガンダ]]」「独善的」と揶揄されることもある(もっとも全ての映画が出資者の意向で作られている訳ではない)。
 
近年では製作費や[[役者]]の[[ギャラ]]が高騰し、一時期のような[[超大作]]は作りづらくなっている。収益の見込めるスタッフによる大作、過去作の[[リメイク]]や続編、他国の[[映画のリメイク]]に加え、比較的経費が少ない[[ドキュメンタリー映画]]などに頼らざるを得ないのが現状である。またコスト削減を目的に、[[カナダ]]や[[オーストラリア]]、[[ヨーロッパ]]など[[アメリカ]]国外で撮影される場合が少なくない。