「りゅう座ガンマ星」の版間の差分

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{{恒星 名称
|他の名称 = エタミン、ラスタバン、Zenith star、[[バイエル符号|りゅう座Γγ星]], 33 Draconis, [[掃天星表|BD]] +51°2282, [[ヘンリー・ドレイパー星表|HD]] 164058, [[ヒッパルコス星表|HIP]] 87833, [[イェール輝星目録|HR]] 6705, [[SAO星表|SAO]] 30653, [[基本星表|FK5]] 676 }}
{{恒星 終了}}
 
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りゅう座で最も明るい星であるのにも関わらず、[[バイエル符号]]が3番目のγである。α星は4750年ほど昔(紀元前2790年頃、メソポタミア・古代エジプト時代)、[[歳差|歳差運動]]によって北極星であった[[トゥバン]] (Thuban)、β星はエルタニンの隣に輝く[[ラスタバン]](Rastaban) に与えられている
<ref>http://www4.airnet.ne.jp/mira/seishu/name/ya/dra.html</ref>
。ラスタバンという名前は、以前エルタニンにも与えられていたことがあった。しかし、竜または蛇の頭にあたるラスタバン(β星)のほうが重要だと考えられ、2番目のβをラスタバンに与えたといわれている。また、エルタニンは旧[[グリニッジ天文台]]の[[天頂]]を通ることで知られる星でもあるため、"Zenith Star(天頂の星)"という別名も持つ。
2番目のβをラスタバンに与えたといわれている。また、エルタニンは旧[[グリニッジ天文台]]の[[天頂]]を通ることで知られる星でもあるため、"Zenith Star(天頂の星)"という別名も持つ。
 
エルタニンの直径は[[太陽]]の50倍であり、表面が水星の軌道の半分の辺りまで達していると考えられる。現在、[[巨星]]化が進んでおり、鉄が溜まりつつある。核に近い辺りでは、[[ヘリウム]]を燃焼させていて、現在徐々に増光中であるようだ。近々寿命を迎えるものと思われる
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150万年後、おそらくエルタニンは[[地球]]の28[[光年]]先を通り過ぎる。そのとき、全天中最も明るい星になるだろうと考えられている([[シリウス]]が現在と[[光度]]が現在と変わらない場合)。
 
[[1728年]]、天文学者[[ジェームズ・ブラッドリー]]はこの星の[[両眼視差|年周視差]]を測定するのを試みていて失敗し、偶然[[光行差]]が地球の動きから生じていると発見した。ブラッドリーの発見は、[[ニコラウス・コペルニクス]]が提唱した、地球が太陽の周りを公転しているという[[地動説]] の立証につながった。
 
== 参考文献 ==
{{Reflist}}
<references />
 
 
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{{DEFAULTSORT:えるたにん}}
[[Category:2等星]]
[[Category:りゅう座]]
[[Category:2等星]]
 
[[de:Etamin]]