「2-ノネナール」の版間の差分

2001年4月発行の''Journal of Investigative Dermatology'' (JID)において、資生堂ライフサイエンス研究センター生理科学研究所の土師信一郎らによって"2-Nonenal, Newly Found in Human Body Odor Tends to Increase with Aging"の表題で発表された<ref>{{cite journal | author = S. Haze, Y. Gozu, S. Nakamura, Y. Kohno, K. Sawano, H. Ohta and K. Yamazaki | title = 2-Nonenal Newly Found in Human Body Odor Tends to Increase with Aging | year = 2001 | journal = [[Journal of Investigative Dermatology]] | volume = 116 | issue = 4 | pages = 520–524 | doi = 10.1046/j.0022-202x.2001.01287.x}}</ref>。
 
この論文で彼らは、26歳から75歳までの女性が3日間着用したシャツから、ヘッドスペースガスクロマトグラフィー/マススペクトルを使って捕集した体臭成分の分析を含む研究を報告した。彼らは多くの体臭成分の濃度は年齢に影響が小れないが、中高年では2-ノネナールの濃度がもっとも顕著に増加する傾向があるを発見し結論づけた。さらに、2-ノネナールは皮膚表面に見られる[[パルミトレイン酸]]や[[バクセン酸]]のようなω-7[[不飽和脂肪酸]]の酸化的分解反応によって生じることを究明した。
 
彼らは、シャツに縫い込まれたガーゼパッドでサンプルを集め、溶媒に[[ヘキサン]]を用いて[[脂質]]を抽出することによって皮膚表面の脂質の濃度を分析し、サピエン酸のようなω-10脂肪酸の濃度は年齢による変化は見られないが、ω-7脂肪酸の濃度は加齢によって増加することを報告した。
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