「覆土 (園芸)」の版間の差分

'''覆土'''（ふくど）は、[[草花]]や[[野菜]]の[[タネ]]をまいた後、その上に土をかぶせること、またはその土の意味である。覆土には次のような意味がある。

# 雨や[[灌水]]（みずやり）などで、タネが流れてしまうのを防ぐため。

# 小鳥や虫、[[ナメクヂジ]]などによる食害を防ぐため。

一般に覆土の厚さは、タネの直径の2，32 - 3倍程度がよいとされている。豆類や[[ひまわり]]などの大粒のタネでは、1cmから2cmくらいが適当である。[[ケシ]]類や[[ケイトウ]]などの比較的細かいタネでは、タネが見え隠れする程度に覆土し、その上を板や手のひらなどで軽く押さえておく。なお、[[微細種子]]は、覆土しない方がよい。