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== 概要 ==
発行部数は943,721部(ABC-Audit Bureau of CirculationsCirculations([[新聞雑誌部数公査機構]])調べ。[[2004年]]1月から6月)そのうち21%をヨーロッパ大陸で、16%をイギリスで、11%をアジアでそのほかを[[北米]]で占める。
 
主に[[国際政治]][[経済]]を中心に扱い、[[科学技術]][[書評]][[芸術]]も毎号取り上げる。政治・社会は地域ごとに記事を組んでおり、アジア、欧州、中東およびアフリカ、米国、米国以外のアメリカ大陸、英国に分けている。ビジネスとファイナンス金融については地域を問わずに広く取材しており、日本の企業が取り上げられることも多い。また隔週ごとに、経済のある分野に関して詳細な調査分析を載せる。この雑誌は社会的地位の高い層をターゲットにしており、その中に官僚や大企業で経営に携わる人なども含まれる。発刊の歴史と、鋭い分析からなる記事が情勢に与える影響が大きく、世界でもっとも重要な政治経済紙の一つと見なされている。
 
購買力平価の目安として[[ビッグマック指数]]と呼ばれる、世界の[[マクドナルド]]での[[ビッグマック]]の価格指標を載せている。さらに2004年1月から[[スターバックス]]のトールサイズの[[カフェ・ラ|ラテ]]を基準にした「[[トール・ラテ指数]]」も加わった。
 
本紙はジェームズ・ウィルソンによって[[1843年]]9月に創刊された。創刊当時「エコノミズム」という言葉は財政保守主義と受け取られていた。現在でも[[保守]]系紙として言及されることも多く、実際に経済自由主義 (economic liberalism) を標榜している。すなわち[[市場経済]]や[[グローバリゼーション]]を擁護するなど、経済に関する問題で保守的と思われるスタンスを取る。一方で[[死刑]]に反対したり[[同性婚]]を支持するなど、社会問題一般でリベラルな立場をとることもしばしばある。こうした論調は経済思想でいうところの[[新古典派経済学]]派、あるいは[[新自由主義]]<!--(リバタリアニズムより新自由主義の方が的確では?)[[リバタリアニズム]]-->に近いと捉えられている。記事や寄稿者によっても論調が異なる。
 
『日はまた沈む』<ref name="isbn4794203721">『日はまた沈む』:[[ビル・エモット]](日本語:草思社、1990.3、ISBN 4794203721)</ref>『日はまた昇る』<ref name="isbn4794214731">『日はまた昇る 日本のこれからの15年』:ビル・エモット(日本語:草思社、2006.1、ISBN 4794214731)</ref>など日本経済の浮沈に関する洞察力ある著作で知られる国際ジャーナリストの[[ビル・エモット]] (Bill Emmott) は、1993年から2006年3月の引退までの13年間本紙の編集長を務めていた。
 
2009年4月1日の[[エイプリルフール]]に、新しいテーマパーク、Magical Monetary World of Econolandを立ち上げると発表した。 
 
== その他 ==