「アナログチーズ」の版間の差分

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from en:Cheese analogue 01:25, 2 February 2010 (UTC)
 
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[[File:Sheese vegan medium cheddar.jpg|thumb|250px|大皿に盛り付けたアナログチーズ(豆乳チーズ)]]
[[File:Chives Cream Sheese.jpg|thumb|250px|開封した豆乳クリームチーズ]]
'''アナログチーズ'''(英:"''Cheese Analogue''"・蘭:"''Analoogkaas''")は、[[チーズ]]に似せた[[食品]]で、[[大豆]]や[[米]]、[[酵母]]などを原料とした[[油脂|植物性油脂]]や[[デンプン|でんぶん]]、[[香料]]から作られる。[[コピー食品]]の一種でもある。"Analogue"は英語で「類似の」の意味である。
 
== 概要 ==
 
従来のチーズと比較して安価で生産できるため、生乳やチーズの価格の高騰に対応する手段として生産されることが多くなっている。アナログチーズの特性は種類により異なり、チーズ同様[[オーブン]]などで熱すると溶け出すものもあれば、形を保つものやすりおろした時のみ溶け出すものもある<ref>[http://www.followyourheart.com/faqs.php?cat=2 Follow Your Heart (store) FAQ] (英語)</ref>。溶け出しやすい種類のものは従来のチーズよりも[[ピザ]]などに適している
 
従来のチーズと比較して安価で生産できるため、生乳やチーズの価格の高騰に対応する手段として生産されることが多くなっている。日本でも2007年に生乳不足のため使用されたことがある<ref>「[http://www.nissyoku.co.jp/specialnumber/cheese2007/cheese2007-2.html チーズ特集]」([[日本食糧新聞]] 2007年12月17日)</ref>。一方でドイツなどではアナログチーズであることを明確に示すことなく売られていることが問題となっている<ref>[http://apple.net.pref.aomori.jp/dataout/16/152/152_3001.pdf ドイツ連邦食料・農業・消費者保護省ニュースレター No.11](PDF)</ref>。
また風味のために乳たんぱくやチーズなど牛乳由来の原材料をも用いる場合と、全く用いない場合がある。全く用いない場合には[[ベジタリアニズム|菜食主義者]]や、牛乳の成分である[[乳糖]]や[[カゼイン]]を含まないことから[[乳糖不耐症]]やカゼインアレルギーを持つ人向けの食品として使用できる。
 
また風味のために乳たんぱくやチーズなど牛乳由来の原材料をも用いる場合と、全く用いない場合がある。全く用いない場合には[[ベジタリアニズム|菜食主義者]]の中でも乳製品も摂取しないヴィーガンや、牛乳の成分である[[乳糖]]や[[カゼイン]]を含まないことから[[乳糖不耐症]]やカゼインアレルギーを持つ人向けの食品として使用できる。
栄養的には[[脂肪|脂肪分]]は低脂肪のチーズとほぼ同じで、[[コレステロール]]を含まない。また大豆が原料のアナログチーズの場合、大豆たんぱくや[[イソフラボン]]を豊富に含む。さらに[[カルシウム]]が添加されているものも多い<ref>[http://fearn.pair.com/rstevens/soyfoodsdescriptions/soycheese.html Soy Cheese - US Soyfoods Directory] (英語)</ref>)。
 
栄養的には[[脂肪|脂肪分]]は低脂肪のチーズとほぼ同じで、[[コレステロール]]を含まない。また大豆が原料のアナログチーズの場合、大豆たんぱくや[[イソフラボン]]を豊富に含む。さらに[[カルシウム]]が添加されているものも多い<ref>[http://fearn.pair.com/rstevens/soyfoodsdescriptions/soycheese.html Soy Cheese - US Soyfoods Directory] (英語)</ref>
 
== 脚注・出典 ==