「カメノテ」の版間の差分

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'''カメノテ'''(亀の手、''Pollicipes mitella'')は、石灰質の殻をもつ[[固着性|固着動物]]である。大きさは3 - 4センチが普通だが、7センチに達するものもいる。[[甲殻類]]、[[フジツボ目]]ミョウガガイ科に分類される。[[雌雄同体]]。潮間帯岩礁の割れ目に群生し、波によって運ばれてくる餌を蔓脚(まんきゃく)を広げて捕食する。
 
頭状部は殻板と呼ばれる大小の硬い殻で覆われていて、見た目の形状が[[カメ|]]の手に似ていることからこの名が付けられた。'''タカノツメ'''と呼ぶ地域もある。
 
殻の中に有る[[肉]]は食用となる。茹でて汁物の[[出汁|だし]]などに用いると良い。