「バレーフォージ」の版間の差分

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江口磐世☆ (会話 | 投稿記録)
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[[12月19日]]、ワシントンの12,000名の軍隊は食料に乏しく、装備も満足になく、長い行軍で疲れ切ってバレーフォージに辿り着いた。宿営の場所を選び、防御線が計画され配置についた。数日後にはスカイルキル川に氷が張った。積雪量は6インチ (15 cm) であった。1,000戸以上の小屋が建設されたが、絶対数が不足しており絶えず悩みの種であった。
 
兵士達には不定期に肉やパンの配給があった。ある者は小麦粉と水を混ぜた味のない「ファイアケーキ」で栄養補給していた。その時の状態が最悪だったので、ワシントンは悲観的に述べている「何か大きな変化が突然起こらなければ、 ... この軍隊はきっと ... 飢えて、解体され、日々の糧を得るための最善の方法として散り散りにってしまうに違いない」。動物達も似たようなものだった。ワシントン軍の砲兵隊長[[ヘンリー・ノックス]]将軍は何百頭もの馬が餓死するか疲労死したと書き残した。
 
衣服も全体に適切でなかった。行軍によって靴は傷んでいた。毛布の数が足りなかった。ぼろぼろになった衣類でも交換するものがなかった。この不足によって、一時は4,000名近くが軍務に不適とされるほどであった。