「剣ヶ峰 (富士山)」の版間の差分

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富士山特別地域気象観測所
現在は富士山測候所はありません
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'''剣ヶ峰'''(けんがみね)とは、[[富士山]]の最高峰であり、日本の最高標高地点、3,776mのことである。[[八神峰]]の1つでもある。
[[ファイル:Kengamine.jpg|right|thumb|230px|剣ヶ峰の石碑と二等三角点(2008/8)]]
[[ファイル:富士山剣ヶ峰.JPG|right|thumb|230px|頂上付近に建つ富士山特別地域気象観測所]]
 
== 概要 ==
「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた石碑が建てられており、混雑期はこの場所で写真を撮るために順番待ちができることもある。この剣ヶ峰から西方向に[[大沢崩れ]]が形成されており、下流では[[潤井川]]となって[[駿河湾]]へと注ぐ。
 
剣ヶ峰付近には[[富士山測候所|富士山特別地域気象観測所]]が設置されているほか、[[山口誓子]]の句碑「下界まで断崖富士の壁に立つ」が置かれている。
 
== 標高の基準 ==
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どちらも[[四捨五入]]すれば3,776mとなる。
 
== ルート剣ヶ峰への到達 ==
[[ファイル:Kengamine-umanose.jpg|thumb|right|230px|富士宮口頂上から剣ヶ峰への登山道]]
{{Main|富士登山#最高標高地点(3,776m)への到達}}
各登山道を登りきった頂上が火口の外周であり、外周は全て「山頂」あるいは「頂上」と呼ぶ。外周に立てば登頂したことになる。しかし、この地点は富士山最高標高地点である[[剣ヶ峰 (富士山)|剣ヶ峰]]とは異なる。
 
最高標高地点は剣ヶ峰であり、この剣ヶ峰に行くには、各登山道頂上からさらに歩く必要があり、お鉢巡りコースで数十分かかる。道のすぐ脇は崖であり、特に柵も無いので、強風時や荒天時は危険であり行くべきではない。
 
登山口によって、各登山道の頂上から剣ヶ峰までの距離が大きく異なる。一番近いのは富士宮口で、次に御殿場口、一番遠いのは吉田口・須走口である。[[お鉢巡り]]の場合は一周するため、歩く距離は同一となる。
 
== 脚注 ==