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=== ラテン字 ===
; [[ローマン体]] : 日本字の明朝に当たる文字で、大きくオールド・スタイル・ローマンとモダン・ローマンに分けられる。
; サンセリフ : 日本字の[[ゴシック体]]に当たる文字で、「セリフ(後述)が無い」という意味
; エジプシャン : 文字の上部と下部に分厚い板のようなもの(セリフ)を持つ安定的な書体
; スクリプト : 筆記体を活字にしたもの。原則として筆末が次の字の書き始めの部分へつながっていく
; ゴシック : 日本字のゴシック体とは意味が違う。クリスマスや結婚式などで好んで使われる
; ファンシー : 装飾的で変わったものは全てここに含まれる。文字の形を極端に変形させたものや、可愛らしく少女的にしたものなど
さらに細かく分ける場合もあるが、書体の分類にはいくつかの方法があり、書籍によって記載にばらつきが見られる。
*ラテン文字は、数字といくつかの記号を加えても文字数がさほど多くないため、日本字より[[フォント]]の制作が容易である。A、G、J、Q、a、f、g、tなどは、フォントによって字体が変わりやすい文字の代表。特にQは、Oに線を加えた文字であり、他に類似文字も無いため自由度が高く、字体の変化が顕著である。▼
*大文字の'''I'''(アイ)と小文字の'''l'''(エル)と数字の'''1'''、また大文字の'''O'''と数字の'''0'''など、大まかな字形のみでは区別しづらい文字は、字幅や高さ、装飾の違いで区別されることが多い。日本字では例えば'''ソ'''と'''ン'''のバランス、片仮名の'''エ、カ、タ、ニ、ハ、ロ'''と漢字の'''工、力、夕、二、八、口'''の区別がそれにあたる。▼
▲*ラテン文字は、数字といくつかの記号を加えても文字数がさほど多くないため、日本字より[[フォント]]の制作が容易である。
▲*大文字の'''I'''(アイ)と小文字の'''l'''(エル)と数字の'''1'''、また大文字の'''O'''と数字の'''0'''など、大まかな字形のみでは区別しづらい文字は、字幅や高さ、装飾の違いで区別されることが多い。(あるいは全く同じにしてしまう場合もある)日本字では例えば'''ソ'''と'''ン'''のバランス、片仮名の'''エ、カ、タ、ニ、ハ、ロ'''と漢字の'''工、力、夕、二、八、口'''の区別がそれにあたる。
==関連項目==
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