「大友黒主」の版間の差分

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出典補記
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[[近江国]][[滋賀郡]]大友郷の人。[[貞観 (日本)|貞観]]年間、[[園城寺]]神祀別当となる。[[鴨長明]]『[[無名抄]]』に没後[[近江国]][[志賀郡]]に祭られたとの記事がある。
 
歌人としては、[[大嘗祭]]に風俗歌、[[宇多天皇|宇多法皇]]の[[石山寺]]参詣に歌を献上して賞されたとされる。『[[古今和歌集]]』の4首をはじめとして、『[[後撰和歌集]]』『[[拾遺和歌集]]』等の[[勅撰和歌集]]に11首の和歌が収録されている<ref>『勅撰作者部類』</ref>。なお、六歌仙の中で唯一[[小倉百人一首]]に撰ばれていない。[[古今和歌集仮名序]]に「大伴黒主はそのさまいやし。いはば薪を負へる山人の花の陰にやすめるが如し」と評される。
 
== 代表歌 ==