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『'''セールスマンの死'''』(原題:''Death of a Salesman'')は、[[アーサー・ミラー]]による[[戯曲]]。全二幕。[[ピューリッツァー賞]]を受賞した作品である。[[1949年]][[2月10日]]ニューヨークのモロスコ劇場で初演。演出[[エリア・カザン]]。主演リー・J・コップ、M・ダンノック。日本初演は1954年に[[劇団民藝]]により一ツ橋講堂にて[[1954年]]に行われた。主演[[滝沢修]]・[[小夜福子]]・[[宇野重吉]]、訳と演出は[[菅原卓]]。
 
==概要==
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== 登場人物 ==
*;ウイリー・ローマン
:主人公(63歳)。かつては敏腕のセールスマンであったが、寄る年波とひいき客の死亡などで成績が下がり、家庭内の問題も抱えて、過去の思い出にすがっている。
*;リンダ・ローマン
:ウイリーの妻。夫を尊敬し献身的な愛をささげているが、自身をとりまくさまざまな問題に必死に耐えている。
*;ビフ
:長男。ハイスクールを落第してその後鳴かず飛ばず、あちこち放浪した揚句家に帰っている。父には尊敬と愛情を抱きながらも、父の過剰な期待が自身の落魄の原因と思っている。
*;ハッピー
:次男。遊び好きの青年。兄と共に父の苦境を助けようとするが、結局は自分自身のことしか考えていない。
*;ベン
:主人公の兄 冒険好き。若くしてアラスカで金鉱を掘り当て成功する(回想場面に登場)。
*;バーナード
:ビフの友人。ハイスクール時代は優等生で、ウイリーやビフに半分軽蔑されていた。現在は弁護士として活躍。
*;チャーリー
:バーナードの父、ウイリーの友人。親友の苦境を救うために相談に乗る。
*;ハワード・ワグナー
:主人公の上司。父の代から勤めてきたウイリーに対して冷淡な態度をとり続け、ついには解雇してしまう。
*;スタンリー
:ハッピー行きつけのバーのウェイター。
*;ミス・フォーサイス
:ハッピーの女友達。
 
==映像化作品==
*セールスマンの死 -1951年(アメリカ) 監督・[[ラズロ・ベネディク]]、出演: [[フレデリック・マーチ]]、[[ミルドレッド・ダンノック]]、[[ケヴィン・マッカーシー]]
*セールスマンの死 -1985年(アメリカ) 監督・[[フォルカー・シュレンドルフ]]、出演:[[ダスティン・ホフマン]]、[[ケイト・リード]]、[[ジョン・マルコヴィッチ]]
 
 
== 概説 ==