「ジャンケン娘」の版間の差分

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茴香 (会話 | 投稿記録)
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女子高の3年生のルリと由美は修学旅行で[[京都]]に向かう。2人は[[加茂川]]で記念写真を撮ってもらおうとするも川に落ち、河原で服を乾かすことになる。そこで青年と出会い、写真を撮られる。その後、2人はルリの母のお信の友人であるおいねの[[待合|茶屋]]がある[[祇園]]に向かい、[[舞妓]]の雛菊を紹介され、仲良くなる。
 
やがて東京に戻った2人のもとに、雛菊が上京する。好きでもない男性を旦那として向かえる前に、京都の座敷で2度ほど会った「西北大学の斎藤」と名乗る青年に会いたいと言う雛菊。2人が協力して探した末に[[伊豆半島|伊豆]]にいることが判明した。伊豆に向かおうとする3人だが、お信の反対を受けたルリは断念する。お信はルリの日本舞踊の発表会に、ルリの実の父親である北島と対面させようと考えていた。周囲の反対もあり、芸者だったお信と外交官の北島は別れることになったが、フランス大使として赴任する前にルリに会いたいと、北島が申し出たためである。
 
ルリを置いて伊豆に来た由美と雛菊は斎藤に会えたものの、斎藤はかつてルリと由美を撮影した青年と同一人物であった。すでに斎藤がルリと間違えて由美の両親に結婚を申し込んでいたことを知った雛菊は、傷心のまま京都に戻る。一方、雛菊の事情を知った斎藤は、実業家の父に相談し、金を援助してもらって雛菊を自由の身にする。