「オルガノン」の版間の差分

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弁証術(ディアレクティケー、dialectic)の元々の意味は「対話」「質疑応答」「問答」のことだが、少なくともアリストテレスの師であるプラトンの段階では、それが[[定義]]・[[綜合]](総合)・[[分析]](分割)を備えた、[[推論]]技術のことを指すようになっていた<ref>『パイドロス』 プラトン/藤沢令夫, 岩波文庫 p111</ref>。
 
(しかし、アリストテレスは、この「弁証」(dialectic)を、「蓋然」的な通念(endoxa, エンドクサ)を前提にしたものとして下位に位置づけ、「真かつ第一」の前提から始まる恒真的(apodictic)な「論証」(demonstration)とは区別している。)
 
== 構成と内容 ==