「近体詩」の版間の差分

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'''近体詩'''(きんたいし)とは、[[漢詩]]の詩体の一つ。'''今体詩'''(きんたいし)ともいう。[[古体詩]]に対する。古体詩より遅れて[[唐代]]初期に完成した。近体(今体)とは、現代の詩体の意味で、唐代の呼称がそのまま伝わったものである。一定の格律の形式的な制約(字数・句数・[[平仄]]・[[押韻]]・[[対句]]など)を受けることが特徴である。
 
1首の句数からいうと、4句から成るものを[[絶句]]といい、8句からなるものを[[律詩]],12句以上からなるものを[[排律]](長律)という。