「常住人口」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Orichalcum (会話 | 投稿記録) m編集の要約なし |
+category +template |
||
1行目:
'''常住人口'''(じょうじゅうじんこう)とは、ある調査の時刻に、調査の地域に常住している場所(常住地)で調査する方法で把握した人口のことである。'''現住人口'''とも呼ばれ、英語では''de jure'' population「ディ・ジューリ・ポピュレイション」と表現される。これに対し、ある調査の時刻に、調査の地域に実際に存在している場所(現在地)で調査する方法で把握した人口を[[現在人口]]と呼ぶ。
==日本における常住人口と現住人口==
日本では、[[国勢調査]]を初めとする諸人口[[統計]]で、常住人口や現住人口に異なる定義が与えられており、両者は用語として区別される。
===常住人口===
日本の各種統計における「常住人口」とは、調査日時(例えば10月1日)の午前0時に調査地域内の住居に3ヶ月以上に渡って住んでいるか、又は住むことになっている住人(常住者)の人口であり、常住地のない者は,調査時にいた場所の「常住者」とみなす。また学校の施設に宿泊している者、3ヶ月以上入院している者、海上に生活の本拠を置く者、自衛隊の営舎、刑務所・少年院などについては、それぞれの施設が所属する地域、船舶の寄港地における「常住者」とみなす。
11 ⟶ 12行目:
また昭和22年以前の国勢調査、人口調査、臨時国勢調査においては、「常住人口」ではなく「現在人口」をもとに人口が集計された。
===現住人口===
「現住人口」とは、調査日時(
なお現住人口は、死亡・脱籍等の届出漏れによる虚数がかなり含まれており余り正確な統計ではなかった。そのため明治時代後半から、生の集計結果である現住人口を「'''現住人口(甲種)'''」と称し、これとは別に全国の入・出寄留者の差数を各県別の入・出寄留者数の比で各県に按分修正して算出するという、統計的補正を加えた現住推計人口である「'''現住人口(乙種)'''」が考案された。 さらに警察署に地域住民を調査させて集計した「'''警察署調査現住人口'''」も、国勢調査開始以前に作成された。
[[昭和]]27年
==外部リンク==
* [http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/users/yougo/yougo1.htm 統計表で用いられる用語
{{人口順位表}}
{{DEFAULTSORT:しようしゆうしんこう}}
[[Category:人口]]
|