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GHC
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| スポーツ歴 = [[アマチュアレスリング|レスリング]]<br />[[水泳]]
| トレーナー = [[ジャイアント馬場]]<br />[[ジャンボ鶴田]]<br />[[小橋建太|小橋健太]]
| デビュー = [[1992年]][[9月17日]]
| 引退 =
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'''秋山 準'''(あきやま じゅん、男性、[[1969年]][[10月9日]] - )は、[[日本]]の[[プロレスラー]]、[[実業家]]。本名は'''秋山 潤'''。[[大阪府]][[和泉市]]出身。身長188cm、体重110kg。血液型AB型。[[プロレスリング・ノア]]所属。また、有限会社アキヤマ・インターナショナル・コミュニケーション代表取締役社長である。
 
なお[[全日本プロレス]]時代はリングネーム「準」の下部にある「十」の右下に「、」をつけていた(命名の際、デビューから一定期間を過ぎたら「、」を外すよう命名者に言われていたらしい)。
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== 来歴 ==
=== 学生時代 ===
中学時代は[[水泳]]部に所属。[[アマチュアレスリング|レスリング]]は[[大阪府立高石高等学校|高石高校]]進学後から始めたが、フリースタイル81kg級で[[全国高等学校総合体育大会|インターハイ]]や[[国民体育大会|国体]]に出場するなど、素質とセンスの高さを見せた。[[専修大学]]レスリング部時代(3年上の先輩に[[中西学]]がいる、[[柔道]]部の[[高阪剛]]は同級生で友人。)は1年時に全日本学生選手権で準優勝を果たす他、4年時にはレスリング部の主将も務め
 
=== 全日本プロレス ===
バスの中で疲れてうなだれるサラリーマンの姿を見て自分はああなれないと悟り、プロレスラーとして生きることを決意した。[[全日本プロレス]]入団へのきっかけとなったのは[[ジャイアント馬場]]自らのスカウトによる。秋山は元々[[新日本プロレス]]の入団テストを受験していたが相手にされなかったことや、秋山自身が[[ジャンボ鶴田]]のファンだったこともあり、馬場本人からのスカウトに感動して[[全日本プロレス]]へ入団した。秋山が全日本プロレスへ入団することを知った専大OBの[[長州力]]は「なんであんないい奴、取らないんだ!」と、同じく専大OBで当時新日本プロレスのスカウトも兼務していた[[馳浩]]を怒鳴りつけたそうである{{要出典|date=2010年5月}}(後日、馳はこの件について「秋山の古傷である腰の状態が思わしくないため、プロレスは無理だと判断した」と語っている{{要出典|date=2010年5月}})。
 
入団当初から'''ジャンボ鶴田二世'''として期待され、[[1992年]][[9月17日]]、[[後楽園ホール]]のセミファイナル(45分1本勝負)・[[小橋建太|小橋健太]]戦でデビューすると、同年末の『'92[[世界最強タッグ決定リーグ戦]]』には病気療養中の鶴田の代役として出場を果たす(パートナーは[[田上明]])。その後も同期の[[大森隆男]]や、先輩[[三沢光晴]]、小橋とのタッグでタイトルを獲得するなど、団体の看板レスラーの一人に成長する。その後は[[三冠ヘビー級王座|三冠ヘビー級]]のベルト戴冠は無いものの、[[プロレス四天王]]と並ぶ'''五強'''と呼ばれた。
 
=== プロレスリング・ノア ===
[[2000年]]7月、全日本集団離脱からプロレスリング・ノアへ移籍。旗揚げ戦初戦のメインで小橋とタッグを組み、1本目を三沢から、2本目を田上から取る。翌日のメインでの小橋とのシングルでも勝利を収める快挙を見せるなど、以降は団体の中心選手として活躍。そして[[2001年]]7月27日、[[日本武道館]]で三沢を破り[[グローバル・オナード・クラウン|GHC]](グローバル・オナード・クラウン)ヘビー級王座を戴冠、ついに悲願のシングルタイトル]]を獲得した。さらに[[2002年]]9月には[[齋藤彰俊]]とのタッグで[[GHCタッグ王座]]も獲得した。
 
[[2004年]]3月には、団体の管理する正式ベルトの名称である『GHC』を模した白GHC([[グローバル・ハードコア・クラウン]])ベルトを創設している。
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2009年6月14日、ヘルニアのため同王座を返上、以降の大会を欠場すると発表された。同年12月23日の丸藤正道プロデュース興行(ディファ有明)において橋誠戦でリングに復帰。リストクラッチ式エクスプロイダーで勝利した。橋は同年末付でノアとの契約が満了しフリーとなっており、師匠である秋山からのはなむけの師弟対決となった。
 
[[2010年]]3月~5 - 5月、ノア初のシングルリーグ戦となる[[グローバル・リーグ戦]]に出場。Aブロック公式戦初戦の佐々木健介戦に敗れ黒星発進となるが、その後[[佐野直喜|佐野巧真]]、[[バイソン・スミス]]、[[力皇猛]]を破り、最終公式戦の日本武道館(5月2日)で現GHCヘビー級王者の[[杉浦貴]]を変型スターネスダストで撃破し、Aブロック1位となる。同日続けて実施の決勝戦での相手となった[[高山善廣]]とはノアでの初のシングル対決であったが、エベレストジャーマンスープレックスホールドに敗れ準優勝となった。
 
== 入場曲 ==
* 初代: U. S. FINAL BATTLE…BATTLE … デビュー -
* 二代目: SHADOW EXPLOSION…1996EXPLOSION … 1996年頃 -
* 三代目: STERNNESS…2001STERNNESS … 2001年10月6日 -
 
長年使い続けた「SHADOW EXPLOSION」を変えたとき、「大会場に映える曲」と発言していた。実際にこの2日後の10月8日に、新日本プロレス東京ドーム大会に出場している。
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== 主な得意技 ==
; [[エクスプロイダー]]
: 相手と向かい合い、右手を肩口へまわし左手を太腿の外から股に差し入れ後方へ反り投げる変形の裏投げ。素早く仕掛けられる為走りこんでくる相手へのカウンター技としても用いることが出来、また角度を調節することも可能な使い勝手の良い技である。受身の天才である[[三沢光晴]]をして「秋山のスープレックス(エクスプロイダー)は通常とは違い横向きに投げられるので受身が取りづらい。はっきりいってやっかいだよ」と言わしめたほど{{要出典|date=2010年5月}}。
: バリエーションとして断崖式・雪崩式が存在するが、危険すぎるため一時期封印していた(雪崩式を食らった[[三沢光晴]]は首に重傷を負った)。また断崖式が出されたのは[[2004年]][[東京ドーム]]における[[小橋建太]]戦、2007年武道館での[[モハメド・ヨネ]]戦の2回。ただし小橋にはコーナートップからの断崖式という危険なシチュエーションで繰り出している。
: [[新日本プロレス]]所属の[[飯塚高史]]の「ブリザード」とはロックの仕方が左右逆。雑誌のインタビューでは、左手を相手太腿のどこへ添えるかで角度を調整していると話している{{要出典|date=2010年5月}}。
; リストクラッチ式エクスプロイダー
: 股下を通した左手で相手の左腕を掴み、受身が取れない状態で後方に反り投げる。相手の股下を通したリストクラッチにすることで相手は急角度の[[スープレックス|フロント・スープレックス]]のような角度で脳天から後頭部を前に突っ込むよう鋭角的に叩き付けられるため、技の威力が非常に高い。以前までならこの技が決まれば試合はお終いとなっていたが、最近ではキックアウトする相手も出てきている。
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: αと同じくリストクラッチ式のフィッシャーマンズバスター。αはリストクラッチ式のバーニングハンマーに似た落とし方だが、この技はクラッチだけはリストクラッチで普通のフィッシャーマンズバスターの落とし方で落とす。最近はこの落とし方が多いが、この技を実際に使ったのは一度だけで、試合結果にはスターネスダストαと表示されている。
; フロントネックロック
: フロントスリーパーと胴締めの複合技。非常に動きづらく、逃げ出すことがほぼ不可能である。相手のスタミナを削ぐ繋ぎ技としても使われる。三沢によると「外す方法は無い」とのことだが{{要出典|date=2010年5月}}、小橋と[[中西学]]が共に馬鹿力で返したことがある。小橋は両腕で踏ん張って首を抜くことができたが、これは秋山が小橋の右腕をクラッチできないまま技へ移行したためである。一方、中西は技が完全に決まった状態から秋山の体を持ち上げて立ち上がり、秋山を後方に投げ捨てた。
; タラバガニロック
: フロントネックロックの発展系。まず足を監獄ロックで捕らえてから、フロントスリーパーに移行する。足の自由が奪われるため、フロントネックロック以上に身動きが取れない。なお、名前の由来は小橋の[[小橋建太#特訓シリーズ|秘密特訓]]にかけられたものである。
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== 主な獲得タイトル ==
=== プロレスリング・ノア ===
* [[GHCヘビー級王座]](3回/第2代・第9代・第14代)
* [[GHCタッグ王座]](2回/第5代・第14代)
: パートナーは[[齋藤彰俊]]→[[力皇猛]]
* GHC(グローバル・ハードコア・クラウン)無差別級王座(1回/初代)
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== 関連項目 ==
* [[プロレスラー一覧]]
* [[グローバル・オナード・クラウン|GHC]]
* [[グローバル・ハードコア・クラウン]]
 
146行目:
{{プロレスリング・ノア}}
{{GHCヘビー級王者}}
 
{{DEFAULTSORT:あきやま しゆん}}
[[Category:日本のプロレスラー]]