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{{クラシック音楽}}'''ダン・タイ・ソン'''('''Đặng Thái Sơn'''、'''鄧泰山'''、[[1958年]][[7月2日]] - )は[[ベトナム]]・[[ハノイ]]出身の[[ピアニスト]]。現在は[[カナダ]]の[[モントリオール]]在住。
 
[[1980年]]にアジア人で初めて[[ショパン国際ピアノコンクール]]の覇者となった。ダン・タイ・ソンの栄光の裏では、[[イーヴォ・ポゴレリチ]]の評価をめぐって審査員が紛糾し、[[マルタ・アルゲリッチ]]がポゴレリッチの排除に異議を唱えて退席するという騒動があった。しかしながらダン・タイ・ソンはその論戦にも邪魔されることなく、演奏会ピアニストとして目覚しい経歴を重ねてきた。とりわけ[[フレデリック・ショパン|ショパン]]作品の解釈と、透明な音色、音楽づくりの自然な呼吸で定評があり、現在でも傑出したショパン弾きの一人に数えられている。
 
ワルシャワ・ショパン協会の自主制作盤「歴史的楽器によるショパン作品全集」シリーズにおいて、[[18世紀オーケストラ]]との共演により、[[フォルテピアノ]]を用いてショパンの2つの協奏曲を録音した([[2005年]]-[[2006年]])。