「レイズ・ザ・タイタニック」の版間の差分

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== 評価 ==
第1回[[ゴールデンラズベリー賞]]の最低作品賞にノミネートされたということが評価を物語る。この事実を紹介した映画批評の「底抜け超大作」では「原作そのものがバカ」とまでコメントされていた。作者のクライブ・カッスラー自身も、「お粗末な映画に成り果てた」と著書に書いている。実際、原作に描かれている米ソのスパイ戦、夫婦の愛憎、ソ連軍特殊部隊やハリケーンの襲来などの要素は全てカットされるか、原型をとどめないほど簡略化されていて、単に船と鉱石を探すだけの内容になっており、原作とはかけ離れた容貌(ひげ面)のダーク・ピット、シリーズ中の準主役というべきアル・ジョルディーノが登場しないなどの点で、原作ファンからの評価も低い。また、プロデューサーが約束した額よりもだいぶ低い製作費しか使わなかったことへの怒りから、カッスラーはシリーズの映画化には慎重になり、「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」まで映画化を拒み続けた。しかし、日本においては、1981年度の外国映画の興行成績で第4位となっている<ref>{{cite web|url=http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=earn_list&yr_earn=1981&submit.x=23&submit.y=5|title=興行成績一覧|publisher=キネマ旬報|キネマ旬報DB|accessdate=2009-8-27}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.eiren.org/toukei/1981.html|title=日本映画産業統計|publisher=社団法人日本映画製作者連盟|accessdate=2009-8-27}}</ref>。
 
== 関連事項 ==