「スタールト1」の版間の差分

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|運用機関 = [[プスコヴィーエ・ウスルーギ]]
|使用期間 = [[1993年]] - 現役
|射場 = [[プレセツク宇宙基地]]<br />または[[スヴォドニ射場ドヌイ宇宙基地]]
|打ち上げ数 = 5回
|成功数 = 5回
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スタールトロケットの開発の契機となったのは、[[1991年]]に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]とソ連(のちロシア)との間で結ばれた[[第一次戦略兵器削減条約]](START-1)だった。この条約は両国に核兵器とその運搬手段の装備縮小を義務付けたため、多くの大陸間弾道ミサイルが退役することとなった。その中にはスタールト1の原型となったRT-2PM「トーポリ」も含まれていた。
 
RT-2PMをロケットに改造する計画はモスクワ熱技術研究所によって進められた。新しいロケットには条約名のSTARTに因んで「{{lang|ru|Старт}}」(''{{lang|la|Start}}'';ロシア語読みで「スタールト」)という名称が与えられた。最初の打ち上げは[[1993年]][[3月25日]]に[[プレセツク宇宙基地]]で行われ、試験ペイロードを地球周回軌道に投入することに成功した。2回目の打ち上げは3年後の[[1997年]][[3月4日]]に実行され、ロシアの商業ペイロードを打ち上げた。これ以降スタールトの打ち上げは[[スヴォドニ射場ドヌイ宇宙基地]]で行われるようになった。現在は[[株式会社|株式非公開会社]]「[[プスコヴィーエ・ウスルーギ]]」社({{lang|ru|ЗАО "Пусковые услуги"}};{{lang|la|ZAO "Puskovie Uslugi"}}:社名は「打ち上げサービス」という意味)というロシア企業がロケットを運用している。
 
== 打ち上げ ==