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'''山海関'''(さんかいかん)は[[中華人民共和国]][[河北省]]と[[遼寧省]]の省境に位置する[[万里の長城]]の東端にある[[要塞]]。[[明|明代]]は北方民族である[[女真]]の侵入に対する防衛の要とされた。「天下第一関」と称されるが、これは山海関の著名性を表したものではなく、東から数えて最初の関所であったことを示す。
山海関を越えて中原に向かうことを「入関して、関内に入る」と称し、
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[[漢|漢代]]は'''臨楡関'''と称され、[[明|明代]]に山海衛が設置された後に山海関と称されるようになった。明末は[[ヌルハチ]]、[[ホンタイジ]]による[[満洲族]]の侵入を阻止し、守将であった[[呉三桂]]が[[清|清朝]]に帰順するまで不落の要塞だった。清代以降は行政区画名は[[臨楡県]]と改称されたが、山海関の名称がそれ以降も使用され現在に至っている。
[[1931年]]の[[柳条湖事件]]([[満
{{Commonscat|Great Wall of China at Shanhaiguan}}
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