「イタリア社会共和国」の版間の差分

 
===社会主義への回帰===
RSI政府は労働組合とストライキを禁止しつつも、労働者階級に一層の[[人民主義]]を訴えた。ムッソリーニは資本主義によってもたらされる多くの決定が国を不幸にしていると演説した。彼は北イタリアの民衆が望むなら、王党派との協力で歪んだファシスト体制を本来の形(=[[修正マルクス主義]]の発展)へと戻すと宣言した。演説の中でムッソリーニは自らが幼少期から青年期に至るまで培って来たマルクスへの心酔を捨てた事は一度としてなかったし、これからもないと断言している。1940年に企業の完全国営化を推進する予定でいたが、戦争に関する理由からこれを延期していたと述べた。
 
RSI政府は君主制の撤廃に続き、100人以上の社員を持つ会社すべてを国営化する路線を進めた。ファシズムの原点回帰は、社会党時代の友人で[[マルクス主義]]理論家の[[:en:Nicola Bombacci|ニコラ・ボムバッチ]]が作成した経済理論に基き、政策を行った事からも明らかであった。専門家達はこれをファシズムの[[:it:Socializzazione_(fascismo)|社会主義への回帰]]と評している{{誰|date=2010年6月}}。ムッソリーニはヒトラーとの個人的友情を背景にドイツからの支援を引き出していたが、両者の遣り取りの中でムッソリーニは同じマルクス主義からの派生を信奉するソヴィエトよりも、資本主義・民主主義のイギリスの方が本質的にファシズムの敵対者であると発言している。
 
===大戦末期の抵抗===
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