「ケモノヅメ」の版間の差分

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; 桃田俊彦(ももた・としひこ)
: 声 - [[木内秀信]]
: 本作の主人公。30歳。卓越した運動神経と強靱な肉体を持つ封剣師範代。沈着かつ冷静で正義感も強い、真面目過ぎるくらい真面目な男であり、その生き方はハードボイルドチック。剣一筋で生きてきた彼は、利江というフィアンセがいたにも関わらず、女性と付き合った事がなく、由香が初めての恋人だった。興奮して食人鬼になった由香に何度も食われそうになりながらも性交を成し遂げる様はさすが武人。由香を庇い愧封剣道場を捨て敵に回して逃げたが、弟達の事はいまだに愛してやまず、愧封剣同情への未練も持って
: 幼い頃父十蔵が義母・春美の腕を切断するところを偶然目撃しており、トラウマになっている。そのためか食人鬼に止めを刺そうとすると腹痛に襲われてしまう。
; 上月由香(かみつき・ゆか)
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; 桃田一馬(ももた・かずま)
: 声 - [[吉野裕行]]
: 桃田家の次男である二枚目の青年。25歳。封剣師範代。十蔵の後妻の子であり、俊彦の異母弟。以前より封剣のやり方に限界を感じており、自ら会社を設立。そこで製作したバスタースーツの封剣導入に関して、十蔵と対立していた。真面目でナイーブすぎる性格のため精神的に弱い一面も。幼い頃は兄の庇護にあっていたためか、その慕っていた兄が食人鬼と逃げた事には愛憎複雑なものがある。また、一緒に育った利江に想いを寄せている。十蔵の死後は封剣の身代となり、その近代化を進めるが、しかし食人鬼の急増に対処しきれず、部下には反感を持たれつつある。
: 母親は上月春美であり、無論食人鬼の血が流れている。それまでは問題なく生活していたが、封剣の身代としての重圧からくるストレスや、父親・十蔵から禁じられていたタコを食したため食人鬼の血に目覚めてしまう。
; 桃田十蔵(ももた・じゅうぞう)
: 声 - [[筈見純]]
: 封剣館長。68歳。封の達人であり人格者。かつては大葉久太郎、柿の木刃と共に「鬼封剣三羽ガラス」と呼ばれていた。ある事件で両腕を失っており、現在は特殊な義手を使っている。息子の俊彦、一馬に対して厳しく接しているのは、2人の事を考えての事だろう。封を自然界の摂理における闘いであると考えているため、古来よりの武術をもってそれを行う事にこだわる。人間を襲う食人鬼には容赦がないが、人を喰うのを我慢している食人鬼は見逃しているようだ。
: かつて食人鬼の女性・上月春美と恋に落ち、次男・一馬を設けた。秘剣「ケモノヅメ」を使い人とも鬼ともつかぬ姿に成り果てた柿の木刃を見かね、春美の腕を切断、自分に移植し、刃を倒す。その後は鬼の腕を捨て、剣を執ることなく後進の育成に勤めた。
; 柿の木利江(かきのき・りえ)
: 声 - [[柿沼紫乃]]
: かつて封剣三羽ガラスの一人であった柿の木刃の妻の連れ子。27歳。封に参加する事はほとんどないが、彼女も封剣の剣士である。気だてのよい女性で、グラマラスボディの持ち主。刃が亡くなった後に自分を育ててくれた十蔵を尊敬しており、鬼封剣の組織にも愛着を感じている。かつて、俊彦のフィアンセ(許婚?)だった事があり、今でも彼の事を想っている。
; 大葉久太郎(おおば・きゅうたろう)
: 声 - [[内海賢二]]
: 元封剣メンバーで、三羽ガラスの一人。67歳。25年前に封剣を離れて、食人鬼の死体の回収、政府との橋渡しなどを担当する新会社を設立。現在は、封剣と関係のない製薬会社など、幾つもの企業を経営している。十蔵の死後は跡を継いだ一馬に協力し、彼と共に封剣の近代化を進める事になる。ニックネームは、オバキュウ
: 快楽主義者にして現実主義者。力と金のみを信じ、国家権力と結託し、金銭で絡め、封剣乗っ取りを画策する。また大葉製薬のあらゆる薬剤には食人鬼の爪から採取された細胞が使われており、新種の食人鬼の急増という事態を引き起こした。十蔵の後妻・春美に恋着し、彼女の腕を移植しており(恐らくは十蔵が使用し切り落としたもの)、長年の研究の成果により理性を失うことなく「ケモノヅメ」を使える。
; 上月春美(かみつき・はるみ)
: 声 - [[佐久間レイ]]
: 食人鬼の美女。食人鬼の男性と結婚していた。由香の母親であり、彼女とよく似た容貌をしている。チンピラに絡まれていたところを十蔵たち三羽ガラスに助けられ、封剣道場に住み込みで働くことになる。後に十蔵の後妻になるが、息子・一馬を設けている。ある事件により帰らぬ人となった。
; サル
: 俊彦に何かを伝えるためにやってきた謎のサル。驚くべき運動能力を持ち、後に俊彦から師匠と呼ばれる。