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==光学変調素子==
光学変調素子とは光に外部からの信号により光の明滅や偏光、波長等の変調を加える素子である。
[[ケルセル]]や[[液晶]]や[[PLZT]]のような[[強誘電体]]による音響光学素子や[[MEMS]]技術を応用した[[GxL素子]]や[[ファラデー効果]]による偏光の変調がある。
 
白熱電球やアーク灯等、光源の種類の限られていた時代に通信や計測等に使用された。近年では[[半導体レーザー]]等の[[光源]]の出力を直接変えることによって変調する為、光学変調素子の用途は限られている。
 
===主な光学変調素子===
;ケルセル
:[[有機溶媒]]を満たした管の内部に[[電界]]をかける事により透過する光に明滅を与える。
;ファラデー素子
:[[ファラデー素子]]の周囲に巻かれた[[コイル]]に[[電圧]]をかける事により入って来た[[偏光]]の角度がねじれる。コイルの[[インダクタンス]]により高速の変調には適さない。
;音響光学素子
:[[強誘電性]]の[[結晶]]に電圧をかける事により[[結晶]]の[[格子定数]]が変化し[[屈折率]]が変わる。これにより変調をかける。
 
{{Commonscat|Optical devices}}