「同君連合」の版間の差分

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[[ヨーロッパ]]では、各国の王侯の通婚がしばしば行われたため、ある国の君主位継承者に別の国の君主やその一族がなっている場合がままあった。具体的には、[[1714年]]から[[1837年]]の間、[[イギリス]]([[グレートブリテン王国]])と[[ハノーファー王国|ハノーファー]](選帝侯国、後に王国)の君主位が兼ねられていた事例がある。[[1714年]]にイギリス女王の[[アン (イギリス女王)|アン]]が子供を持たないまま死去すると、アンの遠縁にあたりイギリス王家の血を引くハノーファー選帝侯[[ジョージ1世 (イギリス王)|ゲオルク(ジョージ1世)]]が、選帝侯の身分を兼ねたままイギリス国王に即位したのである。しかしながら、この王位継承によってイギリスとハノーファーが両国に共通する政府を設けるということはなかった。
 
[[2010年]]現在では、[[イギリス女王]]と[[オーストラリア国王]]と[[ニュージーランド国王]]は同一人物であるが、政府は独立しており、それぞれ独立国である。
 
==物的同君連合==