「歯原性腫瘍」の版間の差分

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'''歯原性腫瘍'''(しげんせいしゅよう、Odontogenic Tumor)とは、[[口腔]]内に発生する[[腫瘍]]のうち、[[歯の発生]]過程における各組織の[[細胞]]が発生母細胞となる腫瘍のこと。
 
[[1992年]]の[[世界保健機関|WHO]]の分類が一般的であったが、2005年にその分類が変更され、各学会や歯科医師国家試験などはこちらに準拠するようになってきている。
 
[[エナメル上皮腫]]の発生率が最も高く、ついで[[角化嚢胞性歯原性腫瘍]]、[[歯牙腫]]、[[骨関連腫瘍]]と続き、99%以上が良性腫瘍で、悪性腫瘍の発生はまれである<ref name="jsot">{{Cite journal|和書|author=[[日本口腔腫瘍学会]]学術委員会「歯原性腫瘍治療のガイドライン」ワーキング・グループ|coauthors=委員長[[柴原孝彦]]、委員[[森田章介]]、[[杉原一正]]、[[箕輪和行]]、[[山口朗]]、[[山田隆文]] |year=2008 |month= |title=2005年新WHO国際分類による歯原性腫瘍の発生状况に関する疫学的研究 |journal=日本口腔腫瘍学会誌 |volume=20 |issue=4 |pages=245-254 |publisher=日本口腔腫瘍学会 |location= |issn=0915-5988 |doi= |id=ONLINE ISSN {{ISSN|1884-4995}} |url=http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=jsot1989&cdvol=20&noissue=4&startpage=245&lang=ja&from=jnltoc |format=PDF |accessdate=2010-07-03 |quote= }}</ref>。
[[エナメル上皮腫]]の発生率が最も高く、ついで[[歯牙腫]]が多いとされている。その他、良性腫瘍が多く、悪性腫瘍の発生はまれである。
 
== 分類 ==
歯原性腫瘍の分類法、語句の統一については、論争がつづいている<ref name="jsot" />。[[世界保健機関|WHO]]の分類も、1971年の最初の分類以降、1992年、2005年と分類が変更されている。
 
=== 悪性腫瘍 ===
*'''歯原性癌腫'''
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**歯原性粘液腫、粘液性線維腫
**セメント芽細胞腫
 
== 脚注 ==
<references/>
 
 
== 関連項目 ==