「ユーラシア経済共同体」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
17行目:
ロシアの[[ドミートリー・メドヴェージェフ]]大統領は[[2008年]][[12月25日]]、[[2010年]][[1月1日]]にベラルーシ、カザフスタンと[[共同市場]]を創設すると発表した<ref>http://www.rbcnews.com/free/20081225170003.shtml</ref>が、ベラルーシの[[アレクサンドル・ルカシェンコ]]大統領が難色を示したことで、創設は[[2012年]][[1月1日]]に先送りとなった。
 
[[2010年]][[7月1日]]から、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの間で[[関税同盟]]が結成される予定である。当初、ベラルーシのルカシェンコ大統領が難色を示していたが、最終的には関税同盟に加入する道を選んだ<ref>{{citenews|url=http://www.rbcdaily.ru/2010/06/07/focus/484364|title=Лукашенко одумался|publisher=RBCDaily|date=2010-6-7|accessdate=2010-6-8}}</ref>。ところが、2010年6月19日、ベラルーシ側のガス料金滞納を理由に、ロシアがガス供給を85%削減することとなり、ロシアとベラルーシとの間でいざこざが発生。これにより、関税同盟はロシアとカザフスタンの二国のみで発足する見通しとなった<ref>{{citenews|url=http://mainichi.jp/select/world/news/20100621k0000m030053000c.html|title=ロシア:政府系企業、ベラルーシ経由ガス削減 滞納理由に|publisher=毎日新聞|date=2010-6-20|accessdate=2010-6-20}}</ref>。しかし、ロシア・ベラルーシ間の紛争は数日で解決し、そして、ルカシェンコは関税同盟への参加を表明。ロシアとの関係修復を素早く行ない、三カ国で関税同盟が結成されることとなった<ref>{{citenews|url=http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010070301000724.html|title=ベラルーシが関税同盟文書を批准 復帰の見通しに|publisher=47NEWS|date=2010-7-3|accessdate=2010-7-4}}</ref>。
 
カザフスタン大統領[[ヌルスルタン・ナザルバエフ]]は、[[ユーラズ]](yevraz)と呼ばれる新通貨の導入を提案した<ref>http://www.moscowtimes.ru/article/600/42/375212.htm</ref>。