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'''チョーキング'''とは[[弦 (楽器)|弦]]を弾いた後に押弦している指で弦を引っ張り、無段階に[[音高|音の高さ]]を変える[[ギター]]の[[奏法|演奏技法]]である。
 
英語だと思われがちだがこの意味にチョーキングという言葉が使われるのは日本のみで、日本国外では意味が通じない。英語では弦を曲げるという意味で''bending''(ベンディング)と呼ばれる。
 
古くからアメリカの黒人[[ブルース]]ミュージシャン達([[B.B.キング]]など)や、白人[[カントリー]]ミュージシャン達が使っていたテクニックである。それ以前よりジャズやブルース音楽でのサックスは持続音の中で音程を上げる[[ピッチベンド]]という奏法を用いていたが、ブルース音楽のギタリスト達がこの管楽器のピッチベンドを模して使いだした奏法がチョーキングである。これが世の中に広まったのは、白人の[[ロック (音楽)|ロック]]ミュージシャン達([[エリック・クラプトン]]など)が多用して以来と見る向きもある。太い弦を使用する[[アコースティックギター]]の時代から存在したテクニックだが張力の弱い細い弦(ライトゲージ)を使用する[[エレクトリックギター]]の時代になって以降、一般的なテクニックとして使用されるようになった。