「京阪300型電車 (2代)」の版間の差分

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== 概要 ==
老朽化した初代[[京阪300形電車 (初代)|300形]]の主要機器を流用して[[1965年]]6月から配備。まず初代300形のうち京阪線で使われていた4両の機器を利用して301~304が製造された。続いて[[1967年]]7月、同じく300形のうち大津線に転属されて310形に改番されていた4両の機器を利用して、305~308が製造された。そのため制御機器は1923年(大正13年)製の英国デッカー社製の電動カム軸制御の「DK-C改」・台車も[[ブリル]]MCB-II(301~304)、MCB-ⅡXIIX(305~308)が使われていた。車体製造は川崎車両(現[[川崎重工業]])兵庫工場で、搬入にあたっては仮台車を付けて国鉄[[片町駅]]まで[[甲種輸送]]され京阪片町駅の搬入口から搬入、京阪線を自走して三条駅の京津線との連絡線を使い錦織車庫まで回送された。
 
車体は片運転台貫通形・両開き2扉、窓下の[[ウィンドウ・シル/ヘッダー|ウィンドウシル]]がないスタイルで、[[京阪260形電車|260形]]4次車(280~286)と同タイプである。260形とともに[[京阪京津線|京津線]]の急行(後に準急)、[[京阪石山坂本線|石山坂本線]]の普通に使用された。
 
登場当時は260形同様、赤とオレンジの京阪線特急色に塗装されていたが、1980年10月(269-270)から始まった緑の濃淡の京阪線一般色への変更([[京阪350形電車|350形]]に準じた塗装)1982年1月21日出場した307-308で緑の濃淡塗装への変更が完了した。
 
[[1970年]][[8月23日]]に[[集電装置]]をスライダー式ポールから[[パンタグラフ]]に変更した際、パンタグラフが運転台側に付けられている。同時に車掌台側の正面窓が1枚ガラスのドロップタイプから、2枚ガラスのユニットサッシに変更されている。
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* 307 (1968年3月25日竣工) → 1984年4月16日廃車(601へ車体流用)
* 308 (1968年3月25日竣工) → 1984年4月16日廃車(602へ車体流用)
 
 
 
{{京阪電気鉄道の車両}}
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[[Category:京阪電気鉄道の電車|300_2]]
[[Category:かつて存在した路面電車車両|けいはん300かたてんしや]]