「名鉄6000系電車」の版間の差分

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8次車までは、先頭車と中間車で乗務員室を除いた客室部分における扉・窓配置を同一としたため、6500系以降の3扉車に比べて、先頭車はすべての扉が60cm後方に、また、中間車は両端の扉がそれぞれ60cmずつ車端寄りに位置する<ref>5 - 8次車の場合、扉・窓配置は先頭車がd1D3D3D1で[[京阪2000系電車|京阪2000系]]の1次車と同じ。中間車は1D3D3D1で[[東急7000系電車 (初代)|東急7000系]]など(車体長は異なる)と同じである。ただし車端の1の窓は先頭車・中間車とも同寸法。また先頭車の扉間隔は5660mmで、これが6500系以降現在まで標準寸法となる。</ref>。7次車が竣工した1982年以降、本形式は両数で7000系を抜き名鉄最多車両の座を保持している。このグループは、ファンの間では俗に中期車と呼ばれ、計84両で6000系の中では最も両数の多いタイプである。ただし2009年現在特別整備は施されておらず、台枠周りの外板や室内化粧版に劣化が目立ってきた。これらのグループの4両組成は9本が瀬戸線に転属し、本線系統に残るのは6本である。また、2両組成も6019Fを除く11本がワンマン化改造の上、専ら三河線で使用されている。瀬戸線に所属している車両は当初は2両組成の編成単位で転属し、2両+2両の編成を組んでいたため、貫通扉の周りにホロ枠が設置されている。
なお、6035Fのク6035は、[[1987年]][[7月]]に平田橋(現・[[上小田井駅|上小田井]])付近の踏切で、警報機を無視して進入したダンプカトレと激突ラー<ref>折悪しく20tほどの鋼材(鉄板)を積載して脱線大破しおり翌[[1988年]]春ク6035の前頭部がトレーラーの台枠部分車体新製深く食い込み、原型を留めないほどよって復旧破壊されている<ref>たため復旧不可能であった。なお、同編成は現在瀬戸線に所属している。2008年(平成20年)[[7月12日]]から[[2009年]][[1月16日]]まで、瀬戸線において[[ポケットモンスター]]の映画公開キャンペーンで「ランニング[[ピカチュウ]]号」として[[ラッピング車両|ラッピング]]が施された。</ref>と激突して脱線大破し、翌[[1988年]]春に元の車両と同一仕様の車体新製によって復旧されている
 
2両組成は6019Fのみが三河線ワンマン運転に非対応であり、後期車及び6800系と共通運用が組まれている。