「哲学史」の版間の差分

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Onyx (会話 | 投稿記録)
議論に間隔が空いたのは私の不備ですが、強引なリバートですので差し戻します。
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[[井筒俊彦]](1914 - 1993)は、[[イスラーム思想]]を研究し、Sufism and Taoism(1966-67、1983)では、[[イスラーム]]と[[老荘]]の神秘思想を分析し、それらがともに持つ一元的世界観を指摘し、世界的にも高い評価を得た。そして晩年には『[[意識と本質]]』(1983)などを著し、東アジア・インド・イスラーム・ユダヤの[[神秘主義]]を元に、ひとつの東洋哲学として構造化することを試みた。
 
東洋にも哲学はありインドと中国は大きな影響を持っている。日本哲学は伝統的には中国の影響を受けて来たが、現代ではヨーロッパの影響も無視出来ないものがある。
これと同時に、日本におけるヨーロッパ哲学の研究は、全く異なる生活現場でヨーロッパ同様にヨーロッパ哲学を扱うことは奇妙であり、伝統を汲まない、必然性を欠いたものであるといった指摘もある。日本のヨーロッパ哲学の研究者が、徹底的な議論をすることなく、むしろ議論の場を作らせず、ヨーロッパの哲学とはほど遠い、哲学とはほど遠い現状がある<ref>『哲学者とは何か』中島義道</ref>。
 
== 参考文献 ==