「月蒼くして」の版間の差分

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== ストーリー ==
[[エンパイア・ステート・ビルディング|エンパイア・ステート・ビル]]の[[展望台]]で、[[プレイボーイ]]の[[建築家]]ドンと風変わりな駆け出しの女優パティが出会う。意気投合した2人はドンのアパートで夕飯を共にすることになるが、そこに上の部屋に住むドンの元婚約者シンシアやその父親デビッドが現れ、予期せぬ騒動が起こる。そして、ついにはパティの父親までがやってきて…。
 
== キャスト ==
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*原作となる舞台劇の[[ブロードウェイ (ニューヨーク)|ブロードウェイ]]での公演(1951年)も[[オットー・プレミンジャー]]が演出を担当した。
*映画の脚本も原作者である[[F・ヒュー・ハーバート]]が自ら担当した。
*当時人気に翳りのあったデヴィッド・ニーヴンの起用に難色を示していたスタジオ幹部たちを説得するために、プレミンジャー監督は原作舞台劇の[[アメリカ西海岸|西海岸]]での公演にニーヴンを起用して実績を示させた<ref name="fujiwara">{{Cite book|last=Fujiwara|first=Chris|title=The World and Its Double: The Life and Work of Otto Preminger|publisher=Faber & Faber|language=英語|isbn=978-0865479951}}</ref>。
*オリジナルの脚本にある性的なセリフ(ヴァージン、妊娠など)<ref>いずれも現代の感覚では取り立てて過激でもない普通のセリフである。</ref>をそのまま映画でも使ったため、アメリカ映画製作配給業者協会は自主規制を促したが、映画製作者側がこれに反発。最終的には映倫マークなしで上映し、大ヒットした。これが映倫の規定を改正するきっかけとなった。
*本作が映画デビュー作となるマギー・マクナマラは、映画の前に原作舞台劇の[[シカゴ]]公演で同じ役を演じていた。また本作の演技で[[アカデミー主演女優賞]]にノミネートされた<ref>受賞したのは『[[ローマの休日]]』の[[オードリー・ヘップバーン]]。</ref>。
*オリジナルの脚本にある性的なセリフ(ヴァージン、妊娠など)<ref>いずれも現代の感覚では取り立てて過激でもない普通のセリフである。</ref>をそのまま映画でも使ったため、アメリカ映画製作配給業者協会は自主規制を促したが、映画製作者側がこれに反発。最終的には映倫マークなしで上映し、大ヒットした。これが映倫の規定を改正するきっかけとなったと言われている<ref name="fujiwara" />
 
== 脚注 ==