「スプリングフィールドM1873」の版間の差分

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| production_date =
| number = 約700,000 挺
| variants = 銃身長22インチ inのカービン
<!-- General specifications -->
| spec_label =
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}}
 
'''スプリングフィールドM1873''' トラップドア(Trapdoor)は、[[アメリカ陸軍]]に採用された、最初の「標準装備として支給された」ブリーチローディングライフルである。歩兵銃と騎兵銃(カービン)のヴァリエーションがあった。歩兵銃と騎兵銃カービンの両方ともに、[[ブラックヒルズ戦争]]と[[インディアン]]に対するその後の戦いで広く使用された。
 
 
== 概要 ==
Model 1873はオーリンの「トラップドア」デザインの5番目のヴァリエーションであり、蝶番が付いたブリーチブロック(尾栓。跳ね上げ扉(trapdoor)のように開いた)にちなんで命名された。歩兵銃型は銃身長829 mmのバレルを特徴としたが、カービン型は560 mmのバレルを用いた。
 
単発なので、ハンマー(撃鉄)を起こし、ブリーチブロックを上方に開いて手で一発ずつカートリッジ(実包)を薬室に込めた。ブリーチブロックを閉じ、トリガー(引き金)を引くと、銃本体右側面のハンマーが倒れ、ブリーチブロックの右側後端を叩くと、ブリーチブロック内のファイアリング・ピン(撃針)が、カートリッジ後面のプライマー([[銃用雷管|雷管]])を撃発する仕組みだった。その後、ハンマーを起こし、ブリーチブロックを開くと、連動したエキストラクターによって使用済み薬莢が自動的に薬室から抽出され、はじかれる様に銃本体の外に排出された。
 
歩兵銃型は銃身長829 mmのバレルを特徴としたが、カービン型は560 mmのバレルを用いた。カービン型は前床がバレルの途中までしかなかった。
 
[[File:Springfield Trapdoor breech open.JPG|thumb|left| Model 1888 ブリーチオープン]]